話題:SS
容疑者が“最新鋭のウソ発見器”という言葉に興味を示しているのは明らかだった。勿論、町村がそれを見逃すはずはない。だが、待ちに待った突破口とは云え、あまり露骨に食いつくのも、如何にも自分が精神的下位にいる事を証明しているようで上手くない。ここは、あくまでも自然な流れを装わなければならない。
『うん。ウソ発見器…ポリバケツだかポリグリップとか云うやつだ』
『……ポリグラフですよ』
取り調べ開始から六時間、ついに“開かずの扉”が開いた。
『そう、それだ』
内心では(よしっ!)と握りこぶしを固めた町村だが、気持ちは表には出さずに淡々と言葉を続ける。
『俺みたいな現場一筋の人間には正直よく判らんのだが、何でも現代の科学技術の粋を尽くした【ウソ発見器】が完成したらしくてな…』
『…それは興味深い』
いい感じだ。このペースを保って行こう。町村はそう考えていた。
『まあ、俺としては…現場の人間の力量を信用されてないようで素直には喜べないんだが、聞いた話に拠ると、科捜研レベルじゃなくて科学技術省も絡んだプロジェクトらしい』
『…ますます面白そうですね』
話す言葉自体は、ぶっきらぼうと云えるほど短く簡単なものだが、少なくとも会話はちゃんと成立している。これは良い傾向だ。
『俺はあんまり信用してないんだがね…上の方の“お墨付き”ってやつで…どんなに訓練をつんだ人間でも、この【ウソ発見器】を騙す事は不可能なんだとさ』
町村は敢えて、“自分はそんな機械には興味がない”といったふうを装った。人は基本的に、“押せば引き、引けば押す”生き物なのだ。町村は、引けるだけ引き、容疑者が押して来るのを待っていた。
『…それは今後の為にも是非見ておきたい』
《続きは追記からどうぞ》♪
今後? 町村は言葉の意味を測りかねていた。普通ならばここで『おい…“今後”ってのはどういう意味なんだ?』と押すべきところだが、今は引き潮の時間だ。“受けの姿勢”を崩してはいけない。
『とは云ってもだ…法律上、【ウソ発見器】で得たものは証拠にはならないから、現時点では参考資料程度の扱いにしかならんのだが』
『…いいですよ』
『えっ?』
唐突な容疑者の言葉に、一瞬、町村は面食らった。
『…その【ウソ発見器】、私で試したいのでしょう?…いいですよ』
食いついた!
『そうか?まあ、お前さんがそう云うなら…ちょっと待ってな』
町村は渋々といった感じで立ち上がり、取調室を後にした。
間もなく戻ってきた町村の横には、眼鏡をかけた細身で白衣姿の“如何にも技術者系”の男の姿があった。白衣の男が持っているマットな光沢を持つブラックボックス、それが問題の【ウソ発見器】に違いない。
『お待たせ』
町村の言葉に容疑者か軽く頷く。
『それでは、セッティングします』
白衣の男がブラックボックスを机の上に置きながら、事務的な口調で二人に云う。
『ああ、仁来さん宜しくお願いします』
町村は、白衣の男を【仁来】と呼んだ。そして、【ウソ発見器】のセッティングが始まったのだが、それは町村が呆気に取られるぐらい簡単なものだった。
実は何を隠そう、町村が【最新型ウソ発見器】を見るのはこれが初めてだった。
町村のイメージにあるウソ発見器は、相手の指に何か器具のような物を装着して、発汗や微妙な体内電流の変化を心電図の測定検査のようにグラフ線で表し、それでウソかマコトかを判別するレトロな物だったが、実際のところ、それは最近流行りの【タブレット端末】によく似た機械であった…。
☆★☆★☆
マ、マズい(°□°;)
当初考えていた“オチ”と、此処までの流れが微妙にズレてきてしまいました(゜∇゜)
これは……どうしたものか?p(´⌒`q)
軌道修正しながら着地点を目指すか、それとも新たに着地点(オチ)を設定するか…
…これから考えま〜〜す♪( ~っ~)/
もちろん!
完璧なショートショートでしょう
頭の配線が…ショートショート
いや、カツ丼さ!
もう出したくて仕方ないのよ
でも、ここからカツ丼を出すと…たぶん3話ぐらい更に話が長くなると思う
トキノっちを取り調べしたいっ♪
これは、ホントにショートショートなのかっ?
(*ノ∀`)ノ゛
うふふふふっ
みぃうもウソ発見器やって欲しい〜〜〜〜〜
あと、カツ丼〜〜〜〜〜〜
もう、完全に迷走状態に陥ってしまっています
たぶん、書き方間違えた…
これ、やっぱり長編の書き方だと…まあ、前編の終わりぐらいから嫌〜な予感はしていたのですが
個人的には、是非とも次で完結させたいのですけど…どうなる事やら
ムムム
恐るべき性能!
この流れ…
確かに第6話ぐらいで終わるのが、ちょうど良い感じになりそう
トピック【ショートショート】で投稿しているのが急に気になってきました
こういう駆け引き…心理戦を基軸にしたストーリーは面白そうなので、今度じっくり考えて書いてみたいと思います
…って…この話はそうならないの
実は、ちょっとまだ この先の展開 迷っているのです
警察官って大変な仕事ですよね〜 楽しいシチュエーションで過ごす事なんて ほとんど無いだろうし
やっぱり案の定にゃんらか長くにゃるんざぁにゃいかちらんとコハルちょっと心配ちてちまた通りれちゅニャリン
れもウチョ発見器にえっらい興味をちめちてマチュピチュにょがこれからろうお話がちゅちゅんれ行くにょか興味シンシンれちゅニャリンよん
… P博士あれを
最新鋭のウソ
発見器でつ
…
ガ~ピュルルル
出ました…
ナニナニ…
次で終わるのはウソで…
6話が最終話と…
本当なのか
ウッウン ヤハリ!ヤハリ!
一気に引き込まれますね
先程までテレビの警察24時を観てましたが警察官の辛抱強さに脱帽です