話題:童話
「それに…」
アラン・ベネディクトの手のひらの上でキラキラと輝き続ける【不思議な落としもの】を見つめながらラマン巡査が云いました。
「それに…温もりや輪郭だけでなく、この“キラキラした球”には、よく見ると七色の色彩を持っているのです」
「七色ですか…まるで虹みたいですね」
「ええ、まさにそうなのです。何と云うか…雨上がりの空に架かる虹を集めて万華鏡に閉じ込めたみたいな…」
それは勿論、アランに向かって云った物でしたが、意外な事にその言葉に反応を示したのはマルグリット夫人でした。
「あらっ、それもしかして…【虹泥棒の万華鏡】という物語では?」
驚いたのはラマン巡査です。【虹泥棒の万華鏡】は彼がまだ幼い頃、母親に寝物語で聞かされていたお話で、今日この日まですっかり、その存在すら忘れていたものです。よもや、それを知っている人物に出逢えるなどとは夢にも思いません。
「そうです、そうです!虹泥棒の万華鏡。私はこの“キラキラした落としもの”を覗いた時、その物語を思い出したのです。いや、まさかご存知とは…」
珍しく少し興奮気味に話すラマン巡査に軽く気圧された感じでマルグリット夫人が答えます。
「いえ…私も、巡査さんの今の言葉で急に思い出したの。【虹泥棒の万華鏡】は息子がまだ小さい頃、ベッドの中でよく読み聞かせたお話で。このお話を読んであげると、寝つきの悪かった息子が不思議とすんなり眠ってくれて…」
夫人の語る話はラマン巡査の場合とは状況的に逆ですが、同じと云えば全く同じだとも云えるでしょう。
ラマンは、これぞ機会とばかりに【虹泥棒の万華鏡】の結末を尋ねてみる事にしました。ところが…
「ああ…先ほどお話しした様に、いつも途中で息子が寝てしまうものですから…結局、私も最後まで読んだ事がなくて」
マルグリット夫人も“その結末”は知らないと云うのです。ラマン巡査の期待は、風船の空気が抜けてゆくように萎んでゆきました。
どうやら、マルグリット氏とアラン・ベネディクトは【虹泥棒の万華鏡】の話は知らないようでした。
いったい…読み手も聞き手も結末を知らない、この【虹泥棒の万華鏡】とは、どんな物語なのでしょうか?
《続きは追記からどうぞ》♪
サンキュー39
無理するとアドレナリン大放出で 変な方向に走りそうだから、ギリギリのところで 停めてる
いやあ、毎回 書き終える予定で書き終わらないから切りどころが難しくて
なんか…五階建てぐらいだと思って階段を上り始めたら二十階以上あった…みたいな
やはり御存知でしたか!
大ブリタニカ テーブルマナー辞典
かなり古い時代の編纂ですけど、非常に役立つ辞典なので、【家庭の医学】と共に一家に一冊常に置いておきたいですよね
爪が折れた時は…確か…
@焦らずに、まずは気持ちを落ち着ける事
でしたよね
虹泥棒の万華鏡
ドイツのメルヘン童話っぽいイメージで書いてみたいなあ〜という気がしてます
って…話はまだ全く見えていませんが
話を書いていると、その中からまた新しいものが派生して来るのが楽しいんですよねぇ
ダイエット番組とは珍しい
太ったり痩せたりすると印象がガラッと変わったりしますからねぇ
プッチンプリンの落下失敗は…切ない
或る意味 重力に対する勝利ではありますが
めっちゃいい所で続きになるなぁ〜
わぁ〜
気になって
気になって仕方ないじゃないかぁ〜
さすが超高層スカイタワーレベルのテクニシャン
絵文字で言うと こんな感じ?
↓
やっほ〜!
と、言うコトで…
またまた続き楽しみに待っています〜
トキノっちおつかれさまぁ〜
トキノっちも お話も 優しいなぁ〜♪
+.(人´Д`*).+゜.
でも、無理しすぎないでねっ
テーブルマナーを全て心得ている英国紳士
テーブルマナー第95章プの項目にもあるとおりプッチンプリンは爪を折って銀皿の上で食す
とあります
皆さん面倒でカップのまま食べてしまいますが、それではいけないのです
もし、爪が中途半端に折れてプッチンプリンが出ない時のマナーも当然あるのですが…
当然知っていると思うので訪ねるだけやぼですね
こんばんは(^-^*)/
虹泥棒の万華鏡のお話を楽しみにしながら眠ります
トキノさん
おやすみなさ…
クゥゥゥ…
凄い変わりっぷりに圧倒されてます
プッチンプリンの落下地点で口を開けて待ってたら・・
いつまでたっても・・
プッチン失敗