話題:サボテン


宇宙の果ては、そのまま宇宙の出口となっているのです。

『そこには何があるのですか?』

云う迄もなく、巨大な黒いサボテンです。







そして、宇宙の中心は、そのまま宇宙の入り口になっています。


『そこには何があるのですか?』


聞かれる迄もなく、巨大な白いサボテンがあります。







黒いサボテンと白いサボテンは実は同じ一つのサボテンなのです。


『スミマセン、どうも私にはよく解りません』


そんな筈は無いでしょう。


『それよりも…そう云う貴方はいったい何者なのですか?』


勿論、私は貴方です。貴方と云う名の私です。


『すると…私は私と云う名の貴方なのでしょうか?』


そうです。貴方は、私と云う名の貴方にして黒いサボテンであり白いサボテンであり、世界の中心であって世界の果てだと…まあ、そういう理屈です…。


【終わり】。



☆プチ後書き☆


本文は気にしないでください(笑)

いやあ、写真のサボテン…実は、民家の二階の屋根に届こうかという、かなり巨大なサボテンなのです。(◎o◎)

普通こういう場合は、その巨大さや迫力をアピールするように撮るべきだと思うので、今度はちゃんと“背の高さが判る”ように背景を残して撮りたいと思います(・o・)ノ