話題:妄想を語ろう
踏み切り、遮断機の手前に埋まっている小さな石柱がニョキっと気になって仕方ない。いや、違う。地面からニョキっと飛び出している石柱が気になるという話。里程標と言うのだろか。石柱というより杭に近い。材質は恐らく粗めのコンクリで、くすんだような暗い灰色は地蔵や石仏を彷彿とさせている。うっかり間違えて地上に頭を出してしまったモグラのような中途半端な顔の出し方にも拘らず、妙な存在感をもっている。怪しい。恐らく単なる石杭ではあるまい。きっと何かの謎が隠されている。
謎を解く鍵は、やはり、その高さか。踏み切りが開くのを待つ間、つい片足を乗せたくなる絶妙な高さ。これまでに数え切れない程の人達が、見えない力に誘われる形で問題の石杭に足を乗せたに違いない。そして踏まれた石杭は、上方からの圧力により、ごく僅かずつ地面に埋まっていったはずだ。
もしも、それが何かのスイッチ(ボタン)だとしたら。そのようにして日本中にある全て路線の全ての石杭が完全に埋まった(全てのボタンが押し切られた)時、恐らく何かトンデモない事が起こる。それが、踏み切りの里程標(←うろ覚えで適当に言っているだけなので、そんな名称じゃなかったらスミマセン)に仕掛けられた秘密。
では、何が起こるのか?
私が思うに、それは……
@夜空に銀河鉄道が出現する。
A賢治ではなくアニメの方の銀河鉄道999が出現する。
Bむしろ、銀河鉄道999を唄ったゴダイゴが完全復活する。
C同時に後醍醐天皇も復活する。
D逆にアメリカの五大湖は消える。
Eそして小太鼓ブームが起こる。
Fなんか収拾がつかなくなってきた。
Gよし、読者に催眠術をかけてこの部分の記憶を消してしまおう。せーの…
Hビビデバビデブー♪
Iいや、それ古過ぎるでしょ。マハリクマハリタ♪テクマクマヤコン♪ウーヤーター♪これでOK牧場。
Jいやいや、アナタ、今のも十分古いから。て言うからそもそも催眠術じゃないし。
K……ああ、ついに自分の中で二人の自分による対話が始まってしまった。こうなると更に収拾つかなくなるんだよなあ。
Lハッハッハ、大丈夫。私が何とか致しましょう。万事、三人目の私にお任せあれ。
Mうわぁ、三人目まで出て来ちゃったよ。ほんと、どうしよう。
Nウオッホン。いや逆に、このカオスのお蔭でここまでの内容なんか誰も覚えていないなず、と四人目の私は考えるがな。
Oまさに瓢箪からコマ…の発展形で、瓢箪からコマネチだね。
P何人目でも、いちいち出てくるものが古いな。
Qんでば最後にダメ押しの一言。
Rあったかいんだからぁ〜♪&……
Sてじな〜にゃ♪そして……
A@まいう〜〜♪
AAよし、これで読者の半分は気を失ったに違いない。この隙にシャラっと話を進めてしまおう。
【続きは追記からどうぞ】