話題:妄想を語ろう


脂とニンニクの聖地[ラーメン二郎]の店内。暗黒仮面の放った闇の魔法により猫舌にされてしまった光の勇者【シャイニング輝】は、熱々のラーメンを救うべく、ついに腰の剣を抜く。

伝説の光剣ファルシオン。その切れ味は、どんなキャベツをも容易く千切りにすると伝えられている。いかに暗黒仮面と言えど、これで切られてはひとたまりもない。

店内に走る緊張。【シャイニング輝】は光剣ファルシオンの切っ先を暗黒仮面に突きつけ鋭く言い放った…。

「この剣をあげるから、猫舌魔法を解いてくれないか?」

よもやのブルジョワ的発想!金品でカタがつくならそれに越した事はない、という考え方である。

「フフッ…光剣ファルシオンか…これは思いもよらぬ誕生日のプレゼントだ」

なんと!今日は暗黒仮面の誕生日だった!

不敵に微笑みながら、今日は自分の誕生日である事を周囲にさり気なく告知する暗黒仮面。さすがに林家ペー氏でも暗黒仮面の誕生日までは知らないだろう。

暗黒仮面の物欲しそうな視線が厨房に注がれる。厨房には店主。その手には見るも美しい卵形をした煮タマゴの姿があった…。

果たして店主は、誕生日の暗黒仮面に煮タマゴをサービスしてくれるのか!?


【終】


そして次回……


光の騎士団が着ている“日体大のジャージ”に劇的な変化が訪れる。

しまむらとユニクロの狭間で苦悩する光の勇者【シャイニング輝】。

次回あらすじ大作戦#5『ドン小西のファッションチェック』から目を離すな!