話題:妄想話
新宿へとやって来た【シャイニング輝】with 光の騎士団は、行方をくらませた創造神の足取りを追う前に、取り合えず腹ごしらえとして、ハマる人はとことんハマるという噂の[ラーメン二郎]を目指すが、土地勘の無さから道に迷ってしまう。
そんな彼らの前にふらりと現れた一人の男。男は、自らを“親切な人”と名乗り、[ラーメン二郎]への案内役を買って出る。
安堵に胸を撫で下ろす光の御一行。だが、この時、彼らは疑うべきだったのだ。何故、“親切な人”が黒マントに仮面という不気味な姿をしているのか…と。
が、時既に遅し。
[ラーメン二郎]の店内に突如として響き渡る“自称親切な人”の、けたたましい笑い声。
唖然とする光の勇者【シャイニング輝】に対し、親切な人は自らの正体が【暗黒仮面】である事を告げる。
そして、隙を突かれた光のチームは、【暗黒仮面】の放った闇の魔法により全員が猫舌にされてしまう。
これでは熱々のラーメンを食べる事が出来ない!ましてや、「ラーメン二郎]は、脂とニンニクの聖地と謳われるラーメン屋。こってりとした油膜がスープの表面を覆い、ふぅ〜ふぅ〜してもなかなか冷めないのである。逆に、スープが冷めるまで待っていては麺が延びてしまう。
ジレンマに苦しむ光の勇者たちを尻目に【暗黒仮面】は一人黙々と熱々のラーメンを食べ始めていた。
なす術なくラーメンの丼を見つめる光の勇者【シャイニング輝】と光の騎士団。
果たして、麺はこのまま延びてしまうのか!?
【終】
そして次回……
宇宙長老【ヨボヨーボ】へのお土産で電化製品を買いに秋葉原を訪れた光のチーム。
だが、ラオックスの店内で“オノデン坊や”の歌を口ずさんでしまい、店員に嫌な顔をされてしまう。
店員からのプレッシャーに耐え切れなくなった光のチームは、《肉の万世》でハンバーグを食べながら今後の作戦を練り直すが……。
次回あらすじ大作戦#4『高橋名人の帽子』をどうぞお見逃しなく!