ご自由にお持ち帰り下さい(ダメだこりゃメモ)。


話題:何をやっているんだ

一年くらい前から、何かをしている最中にふと頭に浮かんだ言葉を創作メモのような形で筆記帳に書き残しているのですが…

本日はその中から、最も使えなさそうな語句が寄り集まった第11頁を、日頃のご愛顧への感謝の意味を込めて[お中元]としてプレゼントさせて頂こうと思っております。

どうぞ、ご自由にお持ち帰りになり、ブログや各種礼状などの手紙に添える言葉としてお使い下さいませ。


★★★★


【ダメだこりゃメモ】第11頁


侯爵夫人も納得の中二階付きヘーベルハウス。

お侍さま、もしや、ちょん髷の中にスニッカーズを隠しておいででは御座りませぬか!?

空気スパイ。

世界一の美貌を誇る犬、その名はクレオパトラッシュ。

甲府盆地の蒸し暑さが少女を大人の女へと変えた。

祖父の形見のWebチラシ。

彼こそは地球最後の「ステーキをビフテキと言う男」である。

カンパリソーダを飲む人は、何かにつけて頑張りそーだ。

全くもう!ビックリして肝臓が止まるかと思ったよ!

アリババと四十人分の豚足。

誕生日のプレゼントに友人からエレベーターを貰いました。

フェラーリのバキューム車。

印象派ふうの顔立ち。

「今夜はスキヤキにしよう」と父親(てておや)が言うと全てが丸く納まる、そんな幸福な家庭環境で僕はスクスクと育った。

麻婆ドワーフ。

毒舌の時代は終わり、ついに解毒剤舌の時代がやって来た。

罰金ガム宮殿。

心の綺麗な人にしか見えない著作権法違反映像。

2834年 パナソニックは社名をナショナルに変更いたします。

ダメだこりゃW杯。

大判小判がざっくジャパン。



〜(本当にダメだこりゃ)〜。

切ない日陰のジレンマ。


話題:切ない

ギラギラと太陽の輝く夏の昼日中(ひるひなか)は、事のほか日陰の有り難さが身に染みる。

18世紀のモロッコに、

「日陰は人の気分を蒸しダコから酢ダコへと変えてくれるオクトパシーな夏の避暑地である」

と云う格言があるかも知れないと云う話を聞いた事があるような気がしないでもないが、その例えが的を射ているかどうかは別として、少なくとも、焼きトウモロコシ気分からコールスローサラダの中のトウモロコシ気分に変わる事は間違いないと思う。

そのような感じで、或る意味《夏の人気観光スポット》とも云える日陰であるが、その中でどうにも納得しかねる日陰の存在がある。

改めて説明する迄もなく、日陰には木陰を始めとして様々な種類がある。うまい棒やチロルチョコも種類豊富だが、残念ながら日陰のラインナップには敵わない。何故なら、うまい棒やチロルチョコが作り出す日陰もあるからだ。

そんな多種多様な日陰の中で唯一私がジレンマを感じる日陰…
それは何を隠そう他ならぬ“自分の影が作り出した日陰”である。

自分自身が生み出した日陰でありながら、決して自らはその中に入って涼む事が出来ない。

今までに何度も自分の影の中に入って涼もうと試みたが、どうしても上手く行かない。

方法論は理解している。極めて単純な幾何の問題だ。

通常は、

[太陽→自分の体→自分の影]

である相対的な位置関係を、

[太陽→自分の影→自分の体]

に変えれば良い。それだけだ。

ところが、どう足掻いてもこの形にはならないのである。

自分のものでありながら、自分が利用する事は出来ない。

何と云うか、最下級の切なさを持つジレンマである。


〜おしまい〜。


本日の決め台詞。


話題:大丈夫


『冷やしチューバッカ

  始めました』



スターウォーズマニアのラーメン屋店主が満を持して貼り出した夏季限定お品書きに書かれていた言葉。客からの通報を受けて保健所が立ち入り調査を行ったが、違法な食材は使われておらず、単なる“毛むくじゃらな冷やし中華”である事が確認されている。

因みにこの店の店内には[ジョージ・ルーカス]のサイン色紙も貼られているが、サインが片仮名で書かれている事から偽物である可能性が極めて高い。

気になる方は、是非、フォースの力で店を探して欲しい。



【追記】


冷蔵庫に《午後の紅茶》のペットボトルがあったので、コップに注いで飲んだら…麦茶でした。こういう時って、脳に一瞬、Emergency(非常事態)警報が電気信号として流れるので、とても楽しいですよね。

でも、まあ…コップに移し変えて置いた麺つゆをコーラと間違えて一気飲みした弟よりは遥かにマシですけれども。


本日の決め台詞。

話題:なんかもうよくわからん



『では、今夜は“ある程度”無礼講という事で』


“ある程度”とは果たして“どの程度”なのか?その判断に逆に気を使う事になるという、何とも微妙な決め台詞。


〜《短文週間》〜。

追記

何にもしていないのに、今朝、いきなり筋肉痛がやって来ました♪

原因を御存知だという方は、是非とも御一報下さいませ♪


トレンディな昼飯丼。


話題:料理、グルメ全般


今、巷で最もトレンディな話題と云えば…

そう、「昨日の昼ご飯の話」です。

因みに、“ひるごはん”と云っても、ご飯の上に吸血ヒルを載せて食べる“ヒルご飯”ではなく、「朝」「昼」「晩」の“昼”の方です。

古代ギリシアの賢人ソロンは、弟子の『人は何の為に生まれて来たのですか?』という哲学的な問い掛けに対し、これでもかという位に納豆をかき混ぜながら『昼ご飯を食べる為』と答えたとか答えなかったとか…或いは、かき混ぜていたのは納豆ではなく実は生卵でソロンは卵かけご飯を食べるつもりだったとか、…いやいや、むしろそれは逆で、卵かけご飯ではなく“ご飯かけ卵”だったに違いないだとか…まあ、色々と云われてはいますが、

兎にも角にも、古代より“昼ご飯”がとても重要な存在として考えられていた事はほぼ間違いありません。

その数多ある“昼ご飯”の中でも特に重要視されていたのが“昨日の昼ご飯”で、これはニーチェが「昨日の昼に何を食べたかで人間の価値は決まる」と寝言で呟いたかも知れない事で既に実証されている訳です。

さて、そんな昨日の昼…

「昼ご飯に何を食べようか?」

そんな事を考え始めた私は、三日三晩の熟考の末、数日前に買って来た冷凍食品のチャーハンがある事を思い出し、それを食べる事に決めました。

ところが、

勇躍、冷凍室から取り出した冷凍チャーハンは、あろう事か既に袋が開けられていたのです。恐らくは昨日、父か母か犬か空き巣が私に無断で勝手に食べたに違いありません。

しかし、それは良いのです。

問題は“残っている量”なのです。

先に述べたように、それは二人前の内容量450グラム の物ですが、どうも手に持った感じだと、残っているのは半分以下…160グラム程度のように思えます。

これではちょっと足りない…。

しかし、その見立てに自信はありません。もしかしたら半分ぐらいは残っているかも知れません。

そこで、「ええい、ままよ!」と取り敢えず作ってみる事にしました。

そして、門外不出のレシピにより間もなく“チン”し終わったチャーハンを確認してみると…

やっぱり少ない。

正直、これでは物足りません。

かと云って、今から買い物に行く気にもない。さて、どうしたものか…

その時、食器棚の中にレトルトパックのご飯が一つ置かれているのに気づきました。

よし、これで行こう。

匠の技でレトルトご飯を“チン♪”し、それを丼の中に敷き詰めます。そこに、先程完成したチャーハンを載せ…

「チャーハン丼の完成です!」(←チューボーですよのマチャアキ風に)

鶏そぼろ弁当が美味しいのだから、きっとチャーハン丼もイケるはず。

そんな期待を込め、本場フランス仕込みのテーブルマナーで食べ始めた私。

味の濃い米つぶと味の薄い米つぶが口の中で斑(まだら)なハーモニーを奏でています…。

炭水化物と炭水化物のシャル・ウィ・ダンス…

食べている最中なのに、食後の“後味”に思えるこの不思議さの正体は?


食べ終えた私は、ご馳走さまの合掌をしながら云いました…


「ありがとうチャーハン丼。君と逢う事は二度と無いだろう…」


そして思いました。

レトルトのご飯とチャーハンを混ぜて一緒に炒め、本だしと醤油か何かで味付けすれば良かったと…。


〜終わり〜。
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