その茶道は、表千家ではない。裏千家でもない。
その名もサイバー千家である。
サイバー千家茶道の茶室は、何処にも存在せず、それでいて、何処にでも存在している。
そして、茶室の掛け軸にはこう書かれている…
『田中田』
その意味はこうだ。
中田という名字は“なかだ”と読む事もあるし“なかた”と濁点を抜いて読む場合もあるのに、田中は“たなか”一辺倒で、“だなか”とは読まない。
実に意味不明なる意味と云えよう。
しかし、それこそがサイバー千家茶道なのである。
さあ、皆様もサイバー千家の茶室に電脳ダイブしては如何だろうか？
サイバー茶室は、いつでも貴方のすぐ目の前に広がっているのだから…。
