話題:悩み
 

早いもので、ここエムブロに居を構えるようになってから2年と9ヵ月…現在のブログタヒトルである【奇想天外倶楽部】は暫定的につけた取り合えずの物だったという事を不意に思い出した。

『タヒトルは髪形と同じくらい大切だ』by ヴィダル・サスーン

などという格言があるかどうかは知らないが、タヒトルが大切である事に間違いは無いと思う。

例えば、「部屋とY シャツと私」という歌があるが、もしタヒトルが「部屋とダボシャツと私」だったとしたら…或いは「相撲部屋とY シャツと親方の私」だったら…イメージはガラリと変わり、恐らくは売り上げも20%ぐらいはダウンしただろうと思う。いや、それ以前にレコード会社が発売に踏み切らなかったかも知れない。

同様に、美空ひばりさん最後の曲「川の流れのように」が「河童の川流れのように」とか「萩原流行のように」だったら、恐らくお嬢は歌う事を拒否しただろう。同時に秋元康さんもそこで勢いを失い、AKB 48も誕生する事はなく、大島優子はモー娘。もしくはダチョウ倶楽部のリーダーとなって芸能界に新しい風が吹き、結果、桶屋が儲かる事となる。

タヒトル一つで歴史が変わるのである。

そこで、【奇想天外倶楽部】に変わる新しいタヒトルを考えてみようと思いたったのだが、これがなかなかに難しい。加えて、タヒトルが歴史に影響を及ぼす事は先程既に証明済みであるので、極めて慎重に事を運ばなければならないというのもある。

もし、私が自分のブログに変なタヒトルをつけたせいで…オオサンショウウオが絶滅してしまったり、竹の子族が復活したり、カルピスは原液のまま飲むのが世界のスタンダードとなったり、彦麿呂さんの体重が300キロを超えるようになったとしたら…

私は、世界に対して申し訳が立たないのである。

個人個人の小さな想いや行動が積み重なって世界が歴史が造られて行くならば、やはり、たかがタヒトルと言えども、持てる限りの愛情を持って命名しなければならないだろう。

タヒトルを見た人が幸福感を感じるようなもの。

例えば、

タヒトル【3億円を貴方の口座に振り込みますので口座番号と暗唱番号を教えてください】

………

今のは忘れてください。

何せ私は、RPG ゲームで主人公の名前を付けるのに1週間は考え込むタイプの人間なので、そう簡単には行かないのです。

という事で本日は(発起編)をお届けしましたが、果たして(実践編)はあるのか?それは、乞う御期待という事で…。