話題:腐女子

 
純情レディは今日も静かに呟きます。心の中でそっと…独りで…密やかに…。それが彼女のTwitter(ツイッテル)詩集 なのです。


第一詩『ガラス細工の心』


私の心はガラス細工。

とっても立派な…

防弾ガラス。

だから今夜も

とんかつ茶漬けを食べるのです。





第二詩『素敵な詩集』


素敵な詩集を買いました。

頁を開くと

牛肉が出て来ました。

そうです。それは…

詩集のふりをしたシチューだったのです。





第三詩『地面’75』


身長は
クラスで一番低かった。

でも

座高は
クラスで一番高かった。


深々とお辞儀をすると…

地面に頭がぶつかります。





第四詩『不器用な私』


五日前の夢は、高木ブーさんでした。

四日前の夢は、仲本工事さんでした。

三日前は、加藤茶さん。
二日前は、いかりや長介さん。

だから昨夜は、志村けんさんだと信じていました。

まさか…

高倉健が来るなんて…

もう本当に私ったら

夢まで不器用なんだから♪





第五詩『デート場所』


あの人とのデートはいつも

釣り堀

でした。

どじょっこだの…
ふなっこだの…

春が来たかと思うべな♪





第六詩『叶わぬ恋』


叶わぬ恋だと判っていました。

だって貴方は…

クロマニヨン。

そして私は…

ネアンデルタール。

でも、私は待ち続けます。

結ばれましょう…

来世で。





第七詩『そして来世』


やっぱり、

叶わぬ恋でした。

だって貴方は…

縄文人。

そして私は…

弥生人。

いつだって…

ほんのちょっとの

すれ違い。





第八詩『待ち合わせ』


午後五時

いつもの

マンホールの上で。





第九詩『思い出の保管場所』


貴方との思い出は

いまでも大切に

右の

弁慶の泣きどころの中に

しまってあります。





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誰にも云えない心の呟き。

純情レディのTwitter(ツイッテル)。