話題:何が何でも動物が大好き(^▽^)
『森の人』。
だから何なんだ?
そう言われてしまうと返す言葉が無いのだけれども…
カミングアウチしましょう。
実は私は…
オランウータンが好きなのです。
オランウータン。
“オ”で始まって“ン”で終わる。そして、中を見てみるとちょうど“ウ”を挟む感じで“ラン”と“ータ”が存在する。これぞまさしくオランウータン。
不毛な説明。
人生のロスタイム。
しかしです。この世でオランウータンの他に“オ”で始まって“ン”で終わる言葉があるでしょうか!?( *・ω・)ノ
……たくさんあります。
しかしながら、その中にオランウータンを超える可愛らしさを持つものは無いのです。
オランウータンは可愛い。
瞳はつぶらで朝露のように澄みきっているし、森に射し込む木漏れ日を受けて産毛が金色に輝いているのを見たりすると、思わず「ここがZIPANGだったのか!!」と叫びたくなってしまうわけです。
それに、《森の人》と呼ばれるぐらいですから、恐らくは知能もかなり高いに違いありません。多分…多分ですよ…エクセルを使った簡単な表計算程度なら軽くやっつけてしまうのではないでしょうか?
そして、何と言っても特筆すべきは雲悌(うんてい)の上手さ出です。百獣の王と言われるライオンでさえ、雲悌ではオランウータンの足元にも及びません。
そんな百獣の王をも凌駕する存在でありながら、人間にもよくなつく。つまり、人なつこい。ここがまた可愛いのです。長い腕をこちらの首に回して、幸せそうな表情で抱っこされている姿を見たりすると、思わず守ってあげたくなってしまう。
そう言えば、一説に拠ると松任谷由実の名曲 【守ってあげたい】は、オランウータンの子供の成長を見守る森林保護観察官の事を歌っている、そんな話もあるぐらいです。
更に言わせて貰えれば、小学校の時、同じクラスにオランウータンが1人いました。いや、勿論、彼は人間のふりをしていて、名前も“矢山康一”などと、如何にも人間っぽい物だったので、周囲は彼を人間だと信じ込んでいましたが、私の慧眼は誤魔化せません。雲悌の超絶的な上手さといい、つぶらな瞳といい、お風呂は週1でしか入らない点といい、彼はほぼ間違いなくオランウータンだったのだと思います。
それが証拠に彼は在学中にどんどん老けていき、5年の時には“オッサン”と呼ばれる程になっていましたが、これは、人間とオランウータンでは成長速度に差があるので仕方ないでしょう。
そして6年生の夏、彼は転校して去って行きました。表向きの理由は【親の転勤】という事でしたが、恐らく真相は、オランウータンである事がバレて鳥獣保護区かなんかに還されたのだと、私は思っています。
さて、そのように愛くるしい存在であるオランウータンですが、愛らしさの理由は、その名前にもあるような気がします。
オランウータンの“ウータン”、この響きが何とも可愛らしい。もし、これが“う〜たん”ではなく別の言葉…
例えば、【オランベランメェアルデヒド】などという名前だったら、可愛らしさも少し割り引かれるような気がするのです。
とまあ、そういうわけで…オランウータン、色合いも明るい茶褐色でシックでありながらも陰気ではないですし…なかなかのものですよね?ρ( ^o^)b_♪♪
…………
だから、それが何なんだ!?
…………
いえ、別に ̄(=∵=) ̄
【おしまい】