話題:写真詩


静謐なる水の二次元被膜に閉じ込められた空が瞳の三次元水晶被膜に映し出された時

全ては、今この瞬間でさえ、何処か遠くにある懐かしい次元から、“うつし世”と云う名の三次元映写フィルムに投影された“さる心象の風景”のたった一つにしか過ぎない気がして

ちっぽけなアイデンティティが、立ち尽くす足元からゆっくりと溶けてゆくさまが何とも心地よいのです。


◆追記にプチ後書き◆


 
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