モンマルトルの画家たちが
静かに秋を描き始める頃‥
微かに残る強い日差し
尖塔の陰に一人佇み
人々の祈りの声を
聴いていた
季節はいつも
そんなふうに
誰かの心を置き去りに
優しく切なく
過ぎてゆく…。
( ̄○ ̄;)
おっと!これはまた、恥ずかしいところをお見せしてしまいました
では、改めまして皆様‥
『Bonjour.』
私は今、初秋のフランスに来ております。
さて、秋の気配漂うモンマルトルの丘よりお届け致しますのは‥
紳士と淑女の為の【エンドレスな会話の終わらせ方講座】です。
会話…人が寄り添えば、自然とそこに【会話】が生まれるのが世の常で御座いましょう。
中には【口もきかぬ仲】と云う関係もありましょうが、それとて『無言の会話が成立している』と考えれば、広義の意味においては会話が生まれたのだと定義しても可笑しくはありますまい。
そのぐらい、人と人とが関わりを持つ上において【会話】は重要な役割を担うものでありまして‥
言わばそれは、各々の心の拍動を伝達、或いは受容せんが為の[輪郭を持ちながらも弾力性に富むツール]として、まことに稀有、且つ超次元的な存在であると申せましょう。
ところが、何とも残念な事に‥
人の心と云うものは、ちょっと気を許すと直ぐにハラホロヒレハレ〜♪となる性質をも持ち合わせておるようで、
そのハラホロヒレハレ〜♪に釣られ、相手方もタリラリラ〜ンとなった時、そこに生まれるのが【取りとめもなく続くエンドレスな会話】なので御座います。
正気に戻った方は、何とかそれを断ち切りたいと考えますが、下手な切り方をしてしまうと、後々妙な遺恨を残す事にもなりかねません。
例えば 夫婦の会話において ダラダラと続く会話に疲れた夫が『はいはい、判った判った。じゃ、俺は寝る』などと取り付くしまもない言葉で会話を終わらてしまうと…
次の日、会社の昼休みに開けた愛妻弁当の中身が【ビックリマンチョコ1個】だったりして、社内で赤恥をかく羽目に陥ってしまうので御座います。
いけません。
これはいけません。
☆紳士たるもの★
★淑女たるもの☆
常に優雅に軽やかに
小気味よいステップを
刻み続ける人で在らねばなりません。
その為には‥ダラダラと続く会話は、その場限りのものとして後腐れのない様に終わらせなければならないので御座います。
では、どうすれば良いのか?
実は、非常に簡単で良い方法があるのです。
それでは、次頁より、その具体的な方法に参りたいと思います‥。