はい皆様♪


まずは、両方の眉毛をゆっくりと額の上方に釣り上げてみて下さい。

そしたら次に、“な〜んにも興味ありませんよ〜”と云ったつまらなそうな表情をします。

まばたきは極力控えめに、顔の筋肉も出来るだけ動かさずに。

そして、なるたけ口を開かないように気を付け、口の下半分だけを軽く動かす感じボソッと呟くように喋ってみて下さい。


“当たり前過ぎてわざわざ改めて言わなくてもいいだろう”と云う感じの台詞をやる気なさげに言うのがベストです。

例えば‥

「あ〜‥暑いね〜‥ま〜‥夏だから暑いんだろうねぇ〜‥」

するとどうでしょう‥

誰もがたちまち[渡辺篤郎さん]に変身事が出来ます(゜∇゜)

アンニュイさが足りないなと感じた時、

化粧のノリがいまいち悪くて何とか誤魔化したい時、

気持ちが動揺しているのを悟られたくない時、

スパゲティを注文したのにカレーが運ばれて来た時、

そのような“ここぞと云う時”に是非ともクールに使用されてみては如何でしょうか?

以上‥【貴方と私の“渡部篤郎式喋り方”講座】でした。

…と云う感じで、前置きが予想外に長くなってしまった訳ですが…なに、心配は要りません。

何故なら、これからお届けする予定の本編は、だいぶ前に書き上げていながら、内容の薄さに【ボツ】とした物だからです。

いえ、本当は別の話を書いていたのですが…ちと厄介な雰囲気の上に、また長くなりそうな予感がして来たので、ここは一つ、お蔵入りのネタを引っ張り出して中継ぎに当てようかと。

また、テーマが【冷やし中華】なので、出すならばやはり夏の間にと云う気持ちも少しあり〜の……なんて、つべこべ言ってないで さっさと本編に移りましょうかね。
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