このところ、私のクローゼットは錯乱状態でした。
いえ、私自身が錯乱状態だったのかも知れません。
よく考えれば似合わないものを買っていたり、気が付くと似たようなものを買っていたり…。
そんな自分に嫌気がさして、買って間もない服を売ってしまったり…。
何をしているのかしら。
お洋服を作っている人たちにも、日々の着る服さえ事欠いている人たちにも、申し訳なくて情けないわ。
勿論、お洋服そのものにも。
どうしてこんな惨めな心になってしまったのかしら。
少し前までは、ひとつひとつ宝物を集めるようにお買い物をしていたのに。
大切にお手入れをしたり、わくわくしながら袖を通していたのに。
心が枯れているのに、お洋服だけ着飾っていては虚しくて滑稽なだけ。
明日は何かが見付かりますように。
話題:ひとりごと