仰向かないと

見えない貴方の顔も


枕を並べれば すぐ横に




寝返りを打つのはお互い様


時々貴方の白い髪
 肩の下敷きにしたり

しょっちゅう 枕にされたり



明け方

こっそり私を抱き寄せて


また 時間まで

  今朝も  一眠り



甘えた頬 肩に乗せられて

逞しい腕に包まれて


日々 重さを増す

貴方の愛を受け止めて


段々と重さを増す

安心して眠る貴方の腕に…



幸せな存在を感じて










オマケ
  『お 重いぃ……』


2007.06.30