風:京楽隊長に3魂魄お預かりしました。
ありがとうございます。
京:執拗なまでに愛する、か…。ボクのこと、よくわかってるよね
。
さ:ええ。おかげで思い切り書けそうです。
京:今日はボクも浮竹も吉良君も、出番多かったよねー。偶然かな?
さ:偶然という必然かもしれません。私がのぞみさんに会ったのは、亡くなられてから。
8/6 18:39に旦那様からWeb拍手にコメントをいただきました。ありがとうございます。
私のほうこそ、彼女に助けていただきました。
彼女が旅立ちあのお話を書き終えた数日後、私も同じ状況に立たされました。
違ったのはその時起きていて別れのメッセージに気付いたこと。
でも何も出来なかった。
泣いて泣いて泣き疲れて。それでも眠ることも出来なくて空が白み始めたあの時刻に、のぞみさんが北の窓に現われた。
「…連れて行くの?彼を連れて行くの?」って訊いたら、ふっと笑ってのぞみさんは「私を見て…」って、それだけ言って消えた。
それは見てと言うよりも感じるに近かった。
冷たい実体のない死の感覚。それを理解した途端、背後から…別れの言葉だけ残して連絡の途絶えた彼の住む南から、生々しい呼吸音とぬくもりが迫ってきた。
「……生きてる?」
呼吸器でもつけているかのような雑音と白い部屋白いベッドのイメージが体に流れ込み、
「生きてる!」
確かにそう、感じられた。
のぞみさんは生前会うことのなかった私に、わざわざ教えに来てくれた。
「私を見てごらんなさい。彼とは違うでしょ?」と…。
心と体が限界だった私は、のぞみさんの現われた意味もメッセージもわかって安堵の眠りに就くことができ、それから数分後に彼の奥様が病院に運ばれ処置を受け無事との連絡が入った。
私のほうが子供みたいに、助けられた。
だから一周忌の今日、感謝と祈りを込めてこの世に送り出したかった。
京:尸魂界で、笑顔で暮らしてるよ。きっとね。
さ:隊長が会えたら、よろしくお伝え下さいね。
京:勿論だよ。いい旦那様とご友人に巡り逢えたのぞみちゃんだ、もしかしたら既に現世に生まれてくる準備を始めてるかもしれないねえ…。
さ:そうかも、しれませんね………。
京:何処に居ても、幸せであるよう…。
さ:はい。そう信じてそう祈ってます。
ご投票並びにコメントをありがとうございました。
本日、雪ゴテに吉良副隊長のお話をUPしました。
こちらは故意に予告せずに更新させていただきましたので、ご了承下さい。
今週は8日金曜日に風:浮竹隊長をUPします。
時間は1:00pm頃の予定です。
美的センス0な浮竹隊長を楽しみにしていただけたなら幸いです。
ご訪問ありがとうございました。
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