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1魂魄

風:朽木隊長に1魂魄お預かりしました。

ありがとうございますぅ〜!


朽木隊長の結婚式はさぞかし派手でしょうねぇ。

妄想が追い付きません。(笑)


いろいろ考えております。
別に浮竹隊長でなくともリクエストを賜っておりますので、怖がらずにコメント下さいませ。(笑)

おおブリbQ-6/6『ハルから始まる花』


「独りで…戻れるよね?」



ハルは静かにあたしと歩いてきてくれた


「…」


彼はあたしに背を向けた



「…ハル」

あなたの結論は

間違って無い

けど「…ごめんね」


「!!!!!…ツ」



あたしは



手を汚す


刃にと腕を固めて刺した


「……痛い?」


「…ハリベルちゃん」

「バイバイ」

ハルの体から腕を抜く

血の温かな感触

あたしはこの感じをいくどなく

汚わらしいと認識してきた

「死神の血が一番汚れてる」


あたしは死神が嫌い

汚れた、死神が嫌い




永遠に続く闇へと

死の続きへと

いざなった死神

「…だから」
愛さない


ハルは霊圧をかためて止血する

それを眺め


「永遠が終わったら愛し合ってね…ハル」


緩く 緩く 微笑んだ





「 」


「え」


ハルの手が

「だからね、ハリベルちゃん。

規定でね、現世にて死神に仇となる者の発見の際は

その者を尸魂界への連行、及び処分が許される」


「!!離せ」

「だから


君の永遠は今終わった



君の死は今終わった



僕と生きなさい



今から僕と愛し合おう」

抱き締められた


無純に 優しく

残酷など一つすら無く


ハルを




好き になった



fin*



と言うわけで、森林様との2回目のおおブリが終了しました。

申上げ難いのですが、さくらはハリベルちゃんを存じませ〜ん。

森林様のイラストと小説でしか知識がないので、ハリベルちゃんがどう出るのか、本当に手探り状態で10代の子と付き合う中年おじさんの気分でした。


だから京楽隊長、上手かったでしょ?(爆)

おおブリbQ-5/6『ハルから始まる花』



「ハリベルちゃん…愛って、わかるの?」

彼女の問いかけは、唐突だった。唐突で、それでいて『愛』を認識できなければ『愛する』ことなんて考えてもみないだろう。



ハリベルちゃんは、愛を知っていたんだね。

それを虚になった時に忘れてしまった。



でも、ハリベルちゃん……

思い出したの?

愛を、愛することを………。


ボクと出会ったから?




“ボクは誰でも愛せる”か。

それって―――

「ハリベルちゃんを、愛してる」
言葉にしてみる。


ボクの想いを
キミが望むことのような気がしたから。









…そう


だから、


「なら、なんなんだろうね」


「…ハリベルちゃん」

「あ、あった。お茶屋さん。」



よく見たら道路の向かい側に
『‐*SHORT*TEA*‐』という看板が在った


「ハル、あたしはね」

あなたにあたしは何に見えるの?

「落ちてしまったら誰にも見てもらうことが出来ないの」


それでも



あなたは

拾ってくれる


「いつかは、


愛し合えるね」


あたしは二度も



闇から出して貰えたのに


また闇に戻るだけ


痛みすら

愛するさえも

あたしには「無にしか成らない」



「  ハリベルちゃん

普通、虚は罪人でなければ

死神が罰を下したわけでもないの。


キミは ただ

堕ちてしまっただけ



ボク達は その さ迷える魂魄を尸魂界に導くんだ。

慈しみを 愛を 込めて  」


無になどならない。

キミはそこに居るのだから。



「ボクと、来ない? 尸魂界に  」





何を言い出すの




掴めない


ハルは温かく、寒さを溶かしてくれる


それでも、

どうして



「ハルは知らない

あたしがなんなのかなんか


お前達はあたしから奪うじゃない


奪ってきた


お前達があたしから愛も幸せも、心を奪ってきたんだ!!


お前らがあたしを罪人にしたせいで、


あたしはお前達への憎しみのせいで存在になった



お前達じゃない


あたしを殺して、あたしを虚に作ったのなんか


ハルなんだ」



あたしは何が言いたいの

あなたになんて伝えて
どう、ありたいの



「 」

ハルはごめんと繰り返し、あたしを見てる


「ハル、」あたしは


あなたが



「あなたは愛してる。

でもあたしは憎しみがなければ虚じゃなくなる


ハリベルは憎しみを失えば


ハリベルは存在しないの」


愛を持つのは

愛してるから


でも 憎しみは

「あたしは…あなたじゃ生きれない」


そんな事無い でも

ハリベルは憎しみの無いハリベルなんか知らないの

だから


愛だけじゃ


恐くて逃げるしか無いの



「着いたよ」

ハリベルちゃんはお店を通り過ぎてしまいそうだったので、ボクは教えてあげた。


お茶を買って ホテルに戻って

虚圏に帰る。



ボクは調査を終えて 尸魂界に帰る。


ボクはここまでキミについて来たけれど
キミはボクとは一緒に来てはくれないんだね。


「独りで…戻れるよね?」

女の子を放っておいて帰るなんてボクらしくはないね。

だけど、ハリベルちゃんにはそのほうがいいだろう。


ボクはハリベルちゃんに背を向けた。
別れの挨拶はしない。




おおブリbQ-4/6『ハルから始まる花』

なだめるのに必死だった。

ハリベルちゃんが、生まれてくる。

ハリベルちゃんの中に感情が育ってる。

それを妨げたくなくて、ボクを受け入れて欲しくて、柄にもなく必死になっていた。





町、海の町

しばらく歩いてたら見えたのでソニードでも舜歩でも使って町に着いた

概要としては現代風にした通りのある魔女のキキの町みたいな所


車も普通にたくさん通ってる

『ハリベルちゃーん。どこ向かってるの?』

「ホテル!!濡れたことに関しては問題無いけどお風呂入んなきゃやだ!!
お茶でも何でも後で行くもん!!」



ハリベルちゃんはボクを置いて駆け出したけれど、追いかけていいらしい。

何故かそう、感じた。


確かに、ハリベルちゃんの唇は自分のしたい事を告げ、その眼はボクがついて行くことを受け入れていた。


クルクルと、花びらが舞う。

ハリベルちゃんと言う
花びら


ボクに降り注ぐ 柔らかな花弁



ああ、そうか。

手折られる花でなく


花びらに見えたのは
ボクの思い違いじゃない。






ホテルに入って振り向くとハルはまだ着いて来てくれていた


「……」

あたしはハルに近寄り「…ロビー、ココにいて」


ハルはクスっと笑って良いよと示した


綺麗で大きくて


笑いかけてくれる

どうして

お前は死神なのに

あたしには

憎くて、殺したいってだけの対象はずなのに


ずっとそればかり考えて

お湯を浴びて

服も洗濯され乾燥機にかけて


ベットで休んで



……?



「!!!!」

起きた。服を着てロビーに降りる。ハルは




そこにまだ居た


あたしに気付くと微笑む


どうして、憎いの

心が壊れてなくなってもあたしがあるのは恨んだから


あたしの憎しみは全てお前らのせいなんだ

あたしが辛いのはお前の課した罰のせい

お前達が規制する罪のせい

あたしはお前達に罪人にされた。

ずっとずっとその憎しみがたまって出来た形の無い憎悪のカタマリで
それを拾ってくれたのが



「…違う、ハルじゃない。
ハルじゃない!!ハルなんかにあたしは救われないの!!」

何で、




そう叫んでた





あたしには

主君のあの方しかなかったのに、


どうして、ハル





ハリベルが苦しんでいるのは、わかった。


ボクと出会ったことで、苦しいんだね。



そろそろ…戻らないと。
七緒ちゃん、怒ってるだろうね。


尸魂界には連れて行けない。

ボクも虚圏にはついて行けない。

現世だからこそ、出会えた。



どうして ハリベル

君に出会ったんだろうね。







沈黙された

時間さえも止まればいい


「…帰れ、もう帰れ」


戻ればいい

お前は空のある、終わりに向かう世界に


あたしは



終わりすら滅びてしまった闇で



悪夢の前の静寂を続けるだけ



おおブリbQ-3/6『ハルから始まる花』


「…」春なら知っている。季節のはずだ。

「ハル…」

『うん?』

「 」
喋る言葉が出て来なかった。

口を開いて直ぐに閉じた。

『?』
何か会話として成立させたくてまた口を迷いながら開き


「殺されたい」


問いかけたのか望みなのか判らないトーンで喉から言葉が落ちるように発せられ信じられなくて、


自分が嫌で目の前に死神がいるのも嫌で


「バイバイ」呟くて逃げた。

ハルはあたしが発した意味を一瞬でとることができない隙にハルの横をする抜けて逃げた


道並に行けばお茶の葉の店がある町にくらいでる。
全力に近いソニードで逃げた。

自分の霊圧がどれ程分かりやすく掴みやすいかなどハリベルは知らない



「殺すより」

ハリベルは何故自分が一歩も進めないのか、わからぬままにつっ立っていた。
背後からの京楽の声を耳にしながら。


「ボクはハリベルちゃんを殺すより、愛したいな」

そんな言葉も、そんな口調も、そしてこんな腕のぬくもりも、ハリベルは初めてだった。




「だ、黙れ離せ

理解できないのが、捕まえられた事じゃなくて

耳の近くから声が聞こえて


温かいことだけだった。

「離して


逃げたかった。




「大丈夫だよ、ハリベルちゃん」


あの男の声には違いなかったけれど………。


「離してっ」

「大丈夫だから」

「離して…」

「大丈夫…」

「………離 し、て」



「ハリベル ちゃん 」

何か……


何かハルの言葉の間合いには、私の知らないものが含まれていた。





離して、とか大丈夫とか問答は暫く続いて


逃げだしたいのに

捕まってて


うー「ハルのバカ

子供みたいに

「はやく離して


『ぷ、ははは、かわいいね!!』


「Σ(ΩДΩ〃)うるさい



漸く、ハリベルちゃんは笑ってくれた。

真っ赤になって、怒ってるんだろうけれど、ボクにはとびきりの表情だった。

だから、これはハリベルちゃんの笑顔。


今まで知らなかった

恐らくは長い間忘れていた
感情が目覚めた標し。



ボクはもう少し強く、そして優しくハリベルちゃんを抱きしめた。





あたしがは怒ってる筈なのにハルは笑ってて


それが、心地好いくも憎くも感じ


今許せないとするなら

それはハルではなくあたしの心


あぁ、ダメなんだ


そう思った時


ザー!!!

天気雨


「『・・・・』」


「ハルのせいだぁ!!ハルのせいで濡れたじゃん!!(Ω□Ω)!!」



「えっ!ボク?」

お天気雨をボクの所為だと言われるとは、思わなかった。


しかもハリベルちゃん、真剣に怒ってるし。
ボクの所為だと、真剣に思ってるみたいだし。


「………いやあ、ご免!ご免!」

なんだか、本当にボクの所為のような気がしてきた。





「…もう、やだ帰る
お茶買いに来たのに!!!!!!(;□;)」

子供みたいな自分が
混乱してる自分が

死神に安心した自分が
嫌だった

『真面目に怒らないで、ね!!なら僕がお茶奢るから』


「霊体じゃん!!見えないじゃん!!
あたしは力入れてれば人間見える様になるけどハル霊体だもん!!」


『ギガイならちゃんといるよ!!待たせてるあるの!!』



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