さ:
只今戻りました、朽木隊長ー。
朽:ご苦労。
さ:買物の品は、こちらになります。
朽:さくら。留守中に魂魄を預かっておる。
さ:わーい!
朽:郛外区だ。
さ:ぇっえ―――!!!
ほ、ホントですかあー!?やったあ!!
朽:読んでもらえただけでも有り難いと言っていたな。
大事に魂魄を預かっておくことだ。
さ:はい!
阿:おう!さくら。なんだ、六番隊にいたのか。
さ:ほえ?阿散井副隊長、どうなさったんですかあ?
阿:オメーが帰って来るまで、俺が魂魄を預かってたんだぜ。
さ:えっ!副隊長もですかあっ?なんだか最近、すごいですっ!
朽:全くだ。私だけで終わるつもりでいたから『朽&阿』になってしまったな。
さ:嬉しい誤算!
朽:では、今一つさくらを喜ばせてやろう。
さ:何ですかぁ?
朽:買って来て貰った品は、さくらにやろう。
さ:わーい!ありがとうございます。何だろー??
阿:チェッ。隊長、読者にいいトコ見せ過ぎだぜ。
さ:朽木隊長、朽木隊長ー。
朽:何だ、さくら。
選挙には赴いたか。
さ:まだですっ。
因みにお昼は素麺を食べました。
朽:誰もそのような事は訊いておらぬ。
さ:朽木隊長にまた1魂魄お預かりしましたー。
朽:それは有り難い事だ。
私の風ゴテも構想を怠らぬようにな。
さ:暑くないですか?
朽:暑いことは暑いが。
何故、そう彼方此方へと話が飛ぶ?
さ:暑いので。
朽:(相当きておるな)
さくら、買物を頼みたい。
さ:あい。
朽:一々犬にならずともよい。
洗濯と選挙が済んだら、これを購入して参れ。わかったな。
さ:
あい。(犬になったので字が読めない)
ダッシュ!!
朽:昼の最中に……。
夏の日差しをなめるでないぞ……。
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