マザーグースになぞって行なわれる殺人事件の話。
見立て殺人事件のわりに地味だと思ってたら、最後100ページあたりから一気に話が進んできました。
それにしても、私はこの探偵役ファイロ・ヴァンスを勝手に脳内で片眼鏡をかけたマッツ・ミケルセンと変換しながら読みつつ、
(うーーん…、ホームズや金田一耕助に比べたらキャラが薄い…)
と失礼ながら読んでたら、
最後の最後にやりやがったよ!この探偵さん!
これがもしも実写化したならば、マッツさんに是非ヴァンスをやって欲しいですね!
犯人の心理を分析する場面でヴァンスが、アインシュタインの相対性理論や銀河の何京倍の大きさの星やら、双子が生まれて片方が宇宙へ光の速度で走って行き何十年後に再び地球にかえったら片方の双子より自分が若いと気づく話など、理系苦手な自分には目眩のするようレベルの様々な数学の話を、他の仲間がぽかーんとするの構わずマシンガントークする場面をマッツさんがしたらさぞかしカッコイイだろうなあ。
素敵かろう…。
(*´∀`*)
とりま見立て殺人事件をする犯人は大体ゲス野郎だってのはわかりました。
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