20/01/17 00:37 (:単発/妄想(ジャンル無節操))
  気が合うふたり〈ウボォーギン〉
話題:妄想を語ろう

「‥何故彼女はウボォーに撫でられているんだ?」

淡々と問うクロロ

常に側にいて
どちらともなく触れている。

「手を置くのに丁度良いとか?」

シズクが答える

「うーん」 「うーん」

ハモるクロロとシズク

ウボォーギンの手は常に新人の頭に置かれ

髪型グチャグチャになっても

特に気にせず常に側に居る。

「団長、シズクも難しい顔してどしたね」

「あ。フェイお疲れ〜」

「あぁ、戻ったか」

(あれ。ほら、あのふたり。)

何故か囁くシズク

「あ。あのふたりね、理由聞いたよ」

「え、なになに?」

「冷え症ね、冷え症と暑がりよ」

「は?ああ‥」


「何でいつもベタリね」

ウボォーギンに問うフェイタン

「ん?あぁ、肌が冷たくてな。特に闘った後は気持ちいいんだ」

「新人、イヤなら断るね」

くるり振り向く新人

「‥私寒がりで 温かいの助かる‥んです」


「クロロ。あのふたりは両想いね」

冷やかすつもりもなく
見たまま感じたままを伝えるフェイタン

ウボォーに撫でられ
乱れた髪も直さず微笑む新人の顔が

何故だか消えない フェイタンの記憶






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