20/01/15 23:54 (:貝木泥舟)
  不毛な会話826〈魔界篇〉

話題:妄想を語ろう

「カルエゴ君、一緒に散歩でも」

庭へと誘う オペラ

「何か知らんが絶対嫌だ!」

オペラの耳と尻尾はご機嫌そのもので

だからこそ拒否反応のカルエゴ

「まぁまぁ、そう言わず。お待ちかねですよ」

「ん‥森の奥の、何だ‥あれは」

うずくまる 半魚人

「主です。半魚人皮をお召しになった主です。」

半魚人の塊を紹介するオペラ

‥どうも 半魚、いや
半分半人前の出来損ないです‥あぁああッ

「おい!ネガティブモード爆発しているぞ‥この皮は、半魚人の最期は!?」

「確か、、これこれ云々で自分で最期を」

オペラの言葉途中で
半魚人の皮を脱がせるカルエゴ

「しっかりしろ!」

カルエゴの言葉に無反応

そのままパタリと寝てしまう。

「オペラ先輩‥これはいくらなんでも酷い」

ヌタヌタの主を抱き上げ

「‥バスルームお借りします」

目を伏せたまま屋敷へと向かうカルエゴ

残されたオペラ

まるで空洞の様な抜け殻を見下ろす。

その目は思案を巡らせていた







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