19/12/04 00:08 (:貝木泥舟)
  不毛な会話818〈魔界篇〉

話題:妄想を語ろう

「やぁ、カルエゴくん」

「‥‥何の用だ?用がなければ即刻帰る」

カチャ、シュサ、、シャララ〜ン


「ささ。アフタヌーンティーでも」

揃いのティーセットと

真新しいテーブルクロス、それに

沢山の薔薇が花瓶に飾られる

「‥ただの嫌がらせと言う訳でもなさそうだな、一体何があったんだ?」

しおらしく紅茶を淹れるオペラ

「こんな事相談出来るのはカルエゴくん‥君しかいないですから」

オペラの台詞に大きなため 息ひとつ


「‥分かりました、話は聞きましょう。ただし内容によっては‥」

「流石カルエゴくん。ではどうぞ」

ビロードのカーテンを盛大に捲り

ご対面


人間の匂い そのままに

固まるカルエゴ






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