桜徒然


3月14日 20:19 :お出掛け
ぐりとぐら展

先週の土曜日、銀座松屋本店で開催されていた『誕生50周年記念 ぐりとぐら展』へ行ってきた。





会期があと2日という週末だったので、混雑覚悟で松屋開店の10時に合わせて行ったのに、既に行列ができていて、びっくり。
さすが「ぐりとぐら」は人気者!
会場内は混雑していて大変だったけれど、とにかく全てが可愛くて、子どもに混じってキャキャー♪
入場券も卵の形をしていて凝ってるの!
 
 
 

 
 
 
『ぐりとぐら』の初版が出版されたのは1963年。
それから50年経った今でも世代や国も越えて多くの人に愛されているベストセラー。
私も子どものから大好き。
あのカステラを食べて、たまごの車に乗りたいって本気で思っていたのが懐かしい。
 
 
 
 
開催概要によりますと……
 
 
ようこそ「ぐりとぐら展」へ
1963年に生まれたふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」。中川李枝子さんと山脇(大村)百合子さんの姉妹によるこの作品が50周年を迎えました。
シリーズ累計は2400万部にものぼる「ぐりとぐら」。その愛らしい絵とストーリーは、読み継がれる絵本の中の絵本として子供たちを魅了し続けてきました。
本展では「ぐりとぐら」のお話全7作品の貴重な原画をはじめ、姉妹のデビュー作である童話『いやいやえん』の挿絵原画まで、50年の軌跡を170点以上の原画で展観。
さらに映画監督・宮崎駿さんと中川さんの貴重な対談映像、世界11の国と地域に広がる海外版の展示や、読書コーナーなど「ぐりとぐら」の全てを紹介します。
デザイナーの小泉誠さんによる会場構成とともに、大人から子供まで世代を超えて愛され続けてきた、ぬくもり溢れる世界をどうぞお楽しみください。
 
 
 
 
概要にあるように、このデザイナーの小泉誠さんによる会場構成というのが素晴らしかった!!
会場内には、ぐりとぐらシリーズのそれぞれの絵本の表紙が大きなパネル2枚で展示されていて、そのまるで絵本の中に自分が入ってしまったようで本当にドキドキした。
この大きな絵本のパネルに四角く、くり抜かれている部分があって、実際にそこを通りぬけることもできちゃう。
他にも、あの大きな卵のオブジェがあったり、サンタクロースの大きな足跡があったり、巨大な毛糸玉があったり、遊び心がいっぱいの展示で、これには大人も子どもも大喜び。
そして、作者の中川李枝子さんのインタビュー映像が流れるエリアに置かれていたのは、ぐりとぐらファンなら誰もが知っている、あのカステラを模した黄色くて丸いソファだったり。
ああ、もう思い出すだけで笑顔になっちゃう♪
 
 
 

 
 

 
 
 
『ぐりとぐら』は、もともと保育士だった中川さんが「子供たちと幸せな時間をもちたい」という思いから誕生した作品なんだよね。純粋に、ただ子どもたちのためだけに書いたっていうのが素敵だよね。
「童話に教訓はいらない」っていうポリシーも大好き。
 
 
 

 
 
 
そして、とっても幸せな気持ちで展示コーナーを後にすると、次はグッズコーナー。
絵本の各場面のポストカード、卵型のメッセージカード、ミニノート、ハンカチ、絵本の図柄の入ったおり紙、トートバッグ、書籍などが販売されていた。
ここも大混雑で、会計は長蛇の列。
自分でもバカだと思うのだけど、人には言えないような額を散財してしまった。超大人買い。
でも、いいの、幸せだから。
 
 
 
東京での開催は終わってしまったけれど、「ぐりとぐら展」は今後、長島美術館(鹿児島県)、ひろしま美術館(広島県)、ジェイアール名古屋タカシマヤ(愛知県)、伊丹市立美術館(兵庫県)を巡回するんだって。
もう一度どこかに観に行きたいな♪
 
 


話題:絵本




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