恋は路傍の花

2021/01/17 18:52
明日を望む光となるでしょう、いつまでも


日/光一/文/字(以下、日光)『右手に歴史書、左手に法螺貝。日光一文字、只今見参である』

ベック『!(驚いて静止してしまい)』
大典太『あ、主!大丈夫か!?』
山鳥毛『主よ、落ち着いて深呼吸だ…ゆっくり息を吸って、吐いて(背中を撫で)』

ベック『(過呼吸を起こしかけるも、何とか呼吸を正し)あ、あわわ…』

日光『お頭…日光一文字、ここに』
山鳥毛『我が翼よ、よく来た…主、日光一文字の顕現に成功したようだ…』

ベック『過呼吸起こして死ぬかと思った…(ぜえ…ぜえ)』

大典太『800の資材が数回以上溶けて行ったか…だが良かったな、主(嬉しそうに笑い)』

ベック『ああ…本当に良かった(息をつき)』

日光一文字『…改めて…俺は日/光/一/文/字。福岡一文字派の作とされている太刀であり、そちらに居る福岡一文字一家の頭、山鳥毛の左腕として仕えている』

大典太『つまり…お頭と副長みたいな感じか』

山鳥毛『小鳥よ、彼は私の右腕でもあり貴方の刀でもある。与えられた命は完遂する優秀な刀だ』

ベック『お頭と副長、か…(ふふっ、と笑い)あははっ、何だか親近感を覚えるな(笑)
では、改めて…ようこそ日光一文字!我が本丸へ!今日からよろしくな!(手を差し出し)』


日光『ああ、よろしく頼む(差し出された手を握り握手し)』

山鳥毛『わからないことがあれば何でも聞くと良い、皆気の良い連中ばかりだ』
大典太『新人歓迎だ、祝いに鯛でも焼こう』
太鼓鐘貞宗(以下、貞)『みっちゃーん!鯛ならもう沢山釣れてるぜ!(クーラーボックスの中には鯛がピチピチ跳ねており)』
ベック『よーし!お祝いに鯛飯作るぞ!鯛飯!(エプロンを着けてキッチンへ赴き)』
大典太『酒蔵から取って置きの酒を取ってくるか(酒蔵へ向かい)』
貞『やっほー!祝いだ祝いだ!』


日光『……賑やかだな』
山鳥毛『だが、悪くはあるまい?』
日光『…ああ(ふっ、と微笑み)


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