一日一歩

2014.8.25 Mon 21:27 :日常
母親の存在

母ちゃんが亡くなって明日で2週間になる。

毎日のようには泣かへんようにはなったし、遺影見ても笑って母ちゃんと話せる。

見慣れた母ちゃんの写真も、笑って話し掛けられる。

やのに、お風呂だけはあかん。

母ちゃんのこといろいろ思い出しては毎回泣いてしまう。

かわいいキーホルダーを買ったから見てほしかった。

かわいいゲームを見つけたから見てほしかった。

何気ない会話をもっとしたかった。

ほんまにもう会えへんの?

わかってても信じたくない。

もっともっとバカ話したかった。

あまりにも突然過ぎて、まだ現実を受け入れられへん。

もう身に付けられることがない母ちゃんの下着や靴下…。

処分なんかできひん。

なんで逝ってしもたん?

せめて孫見てほしかった。

母ちゃんはどんな気持ちで上から見てるの?


母ちゃんが亡くなって得たものがある。

今まで照れくさくてできひんかった、家族のために何かをすること。

料理やったり、ばあちゃんのポータブルトイレの付き添いやったり、ご飯の配膳やなんか。

今もし母ちゃんが居たら、母ちゃんに甘えてやってない。

ある日を境に、その日がいつかわからんけど、照れくささがなくなった。

自分がやらなと思う反面、母ちゃんにまた会えるような気がして…。

風呂場に来るのが辛い。


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