01:45 2019/5/29
話題:絵本
子供の頃に読んでいた絵本を挙げてみた。


『ぼくは王さま』
作:寺村輝夫/絵:和歌山静子他
どこかの国に住む、どこかの王さまを主人公とした作品。この王さま、年齢と容貌からは確かに王者らしい風格が感じられるものの…実は我儘で野菜が大嫌い。その上勉強も嫌いな、困った人なのだ。そんな彼は今日も大臣に急かされながら、何とか毎日を送って行くのだった。だが、その分愛嬌があるのは事実で、ついつい読み耽ってしまったのを憶えている。


『ぐりとぐら』
作:なかがわ りえこ/絵:おおむら ゆりこ
青と赤のつなぎに帽子を被った双子の野ねずみ『ぐり』と『ぐら』が登場する作品。絵が可愛らしく、物語もほのぼのとしている。私的には黄色いカステラを作る話が好きで、ぐりとぐらにそれを分けて貰いたいと思った事がある。


『ぴかくん めをまわす』
作:松居 直/絵:長 新太
信号機の『ぴかくん』が主人公の作品。朝の出勤時刻はいつも大忙しでありながら、規則正しい信号を送る『ぴかくん』。そのお陰で通行人も車も皆、安全に道路を行き来出来ていた。だが、『ぴかくん』はあまりの忙しさに目を回してしまい、町は大混乱に。信号機の存在がどれだけ重要なのかを教えてくれる。


『とらのゆめ』
作・絵:タイガー立石
夢の世界を歩く緑色の虎、『とらきち』の旅を描いた作品。池で水遊びをした後、濡れた身体を乾かして丸まった体は達磨に変身。達磨が紐を掴んで振り回すと、虎がまた現れる。といった、どこかシュールで不思議な描写がふんだんに使われている。どういった経緯でこれを読んだのかは忘れてしまったが、印象深い作品だ。








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