info twtr box 

 

スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

そうだ、ボーリングに行こう

「ボーリング行こうぜ!」


「ということでやって来た訳だが」
「話が突発すぎるんですけど」
「土方さん、どうせならチーム戦にしやしょうぜ。勝った方にジュースとか。もちろん土方さんの奢りで」
「チーム戦はともかくなんで俺の奢りなんだよ」
「賛成ネ」
「右に同じく」
「お妙さんに同じく」
「ゴリに同じく」
「お前ら少しは遠慮を覚えろよ。っていうか俺奢らねェし」
「はいじゃあチーム分けでもしやしょうか」
「俺トシ総悟お妙さん留学生眼鏡桂vsザキとかどうだろうか」
「どうだろうかじゃねェェ!よく考えて!明らかに偏りがあるでしょ!」
「じゃあたまには年代で分けて俺眼鏡ビン底眼鏡姐さんvs近藤さん土方さん桂vsザキにしやしょう」
「一番大事なとこが直ってないんですけどォォ!」
「よし、それで行こう!」
「負けないアルよゴリラ!」
「やっと合理的に土方さんを倒せるときが来たぜィ」
「お前さてはそれが狙いだったな」
「聞けよォォォ!」

うちの兄貴がいつもお世話になってます

「あれ、姉御おさげアルか。似合ってるネ!」
「ありがとう神楽ちゃん。あなたにそう言ってもらえると純粋に嬉しいわ」
「姉御は綺麗だから何しても似合うネ。でもおさげなんて珍しいアルな」
「わがままな宇宙人にジャックされたのよ」
「…うちのバカがごめんアル」
「ううん、神楽ちゃんのせいじゃないわ。バカのせいよ」
「おーい聞こえてるんだけどー」

おんなじ

「ちょ、阿伏兎さーんっ、助けて!」
「あーこら妙、暴れないでよ、せっかくここまで編んだんだから。それから阿伏兎、邪魔したら分かってるよね」
「すまん嬢ちゃん、俺に出来ることは何もねェ」
「薄情者!あなたの団長でしょ!?なんとかしてください!」
「はい妙黙る。もう少しだから」
「おさげだけは嫌なのー!昔から全然似合わないんだもの!」
「そんなことないよ。妙は何しても似合うし。ね、阿伏兎」
「あ、ああ確かに似合ってるぜ」
「そうやって何でも団長に合わせりゃいいってもんじゃないわよー…だいたいお揃いにしたいなら神威さんがポニーテールにすればいいじゃない。ね、それがいいわそうしましょ私やってあげるから」
「だーめ。俺はおさげで妙とおんなじ髪型がいいの。ほら出来た!うん、やっぱり似合ってるよ妙!」
「あああもう恥ずかしい!」
「妙、ほんとに可愛いよ。俺は妙とお揃いですっごく嬉しい。妙は俺とお揃いそんなに嫌?」
「うー…」


「あれ、姉上おさげにしたんですか。珍しいですね。あんなに嫌いっていってたのに」
「…気まぐれよ」

シンデレラ

あみだくじで配役を決めました
微妙に妙受けです

シンデレラ…猿飛あやめ
義母…山崎退
長女…桂小太郎
次女…坂田銀時
魔法使い…志村妙
王子…高杉晋助
ナレーター…沖田総悟







むかーしむかし、シンデレラは義母や義姉にいじめられながらもなんやかんやで王子様と結婚して幸せになりやした。終わり。

『…ちょっと待てェェ!いい加減にもほどがあるだろ!まだ誰も出てねーじゃん!始まって数秒しか経ってねーじゃん!トイレにも行けねーだろォォ!』
「おい新八うるせェぞ。お前こっちグループじゃないだろが」

そうでさァ。せっかく人がさっさと終わらせて帰ろうとしてんのに。

『そっちにまともなツッコミ役がいないから言ってんでしょ!?与えられた仕事はきちんとやれ!』

はいはい分かりやした。
えー、むかしむかしあるところに、心優しい女の子がいやした。その女の子は義理の母や姉たちにシンデレラと呼ばれ、毎日仕事を押し付けられいじめられながら暮らしていやした。

「えーっと…ちょ、ちょっとシンデレラ!私のドレスを洗っておきなさい!」
「はあ?なんで私が命令されなきゃいけないのかしら。私に命令していいのは銀さんだけだから。他の人なんて視界にすら入らないから。ドレスくらい自分で洗いなさいよ。さあ銀さん!なんなりと命令して!」
「こいつのどこが心優しい女の子だ!ただのドMじゃねェか!しかも今劇中だろうが何銀さんとか言ってんだ」
「そう!そうよ!もっと罵って!」
「時に銀と、いや、妹。あなたも言葉使いが悪くてよ。女子がそのような言葉使いをしてはいけませんわ」
「お前の言葉使いもどこのお蝶夫人だよ!っていうか何で俺がこいつの妹なんだ!こんな姉グレるわ!」
「何だ、不満か?」
「不満ありまくりだこのやろー」
「まあまあ銀さ、じゃないや妹、あみだくじなんだから仕方な」
「ザキの子供ってなァもっと気に入らねェ」
「ええー!」



まあ、そんなこんなで、ある時王子様が舞踏会を開くことになり、姉妹も招待されやした。

「めんどくせェ。ヅラだけ行ってこいよ」
「ヅラではありません、お姉様ですわ。それに妹、舞踏会へ行けばただ飯をいただけるかもしれませんわよ」
「何!?じゃあ行くわ。おいシンデレラ、着るもん用意しといて」
「銀さんのお望みならいくらでも承るわ。その代わり私も連れていきなさいよ!他の女が銀さんに近づこうものならこの手裏剣で一刺しよ」
「もう完全にお前シンデレラじゃねェな。いつものドM忍者だわ。お前みたいな危険なやつ連れていけるわけねェだろ」
「シンデレラは家の掃除でもしておきなさい(劇でも出番少な!)」



さて、いよいよ舞踏会の日になり、義母や姉妹たちは出掛けていきやした。

「こうしている間にも銀さんに悪い虫が寄ってくるんだわ…」

一人残されたシンデレラは、なんとか脱出しようと試みましたが、義妹の厳重な施錠により不可能でした。

「なんとかならないものかしら」
「それなら力を貸してあげましょうか」

シンデレラが悩んでいるところに現れたのは魔法使いでした。

「あなたを舞踏会に連れていってあげるわ」
「お妙さん!ふ、ふん、私はあなたの力なんて借りないわよ」
「ほんとにあなた役を演じる気ないのね。…まあいいわ、とにかく、あなたを舞踏会に連れていくのが私の役目なの。カボチャを一つ持ってきなさい」
「だからお妙さんには頼らないって」
「こちとら月9録画し忘れたから急いどるんじゃさっさと持ってこいや」
「わ、わかったわよ!」

シンデレラはしぶしぶ台所からカボチャを持ってきやした。
それと姐さん、この後シンデレラメンバーで打ち上げあるそうなんで帰れませんよ。

「そうなの?でも月9には変えられないわ。ドラマ終わってからの途中参加って言っておいてくれます?」

わかりやした。なら10時頃迎えに行きやす。

「ありがとうございます」
『おい、話がずれすぎてんじゃねーの沖田君』

ああ、すいやせん。義妹さんもわざわざ嫉妬ご苦労さまでさァ。
じゃあ姐さん続けてください。

「えーと、どうするんだったかしら。ピーリカピピララポポリナペーペルト!」

姐さん、呪文違いやす。
ところがカボチャは突然光に包まれ、一瞬にして真っ黒の炭にになりやした。

「さぁシンデレラ、これに乗っていってらっしゃい!」
「ねえお妙さんあなたそれボケてるの?もしかして素なの?この炭のどこをどうしたら舞踏会に行けると言うのかしら」
「あら、シンデレラのくせに不満?」
「不満も何もあなた食べ物を一つ土に返しただけじゃないのよ!」
「しょうがないわね。私も急いでるし特別よ」

文句を言われて頬を膨らませながら、魔法使いは消えやした。
そして数秒後、玄関の方で派手な金属音が響いた後、再び姿を現しやした。

「さ、もう出入りできるわ」
「玄関の頑丈に定評のある鍵壊したわねお妙さん…まあ出れるなら何でもいいわ」
「そう。あと、ドレスはこれを着なさい。靴はこれね。誰かの部屋からお借りしてきたから」
「やり方は雑だけど色々と助かったわ。ありがとう」
「どういたしまして。じゃあ私はこれで」

そう言うと魔法使いは消えました。
そしてシンデレラはすぐに、元鍵だと思われる金属の残骸を見なかったことにして玄関を出ました。
つづく。

『ええー!?まさかのつづく!?ラストスパートかけろよ!』
「新八、うるさい」

写メ

「姉御!私ケータイ変えたアルよ!ほら!」
「あら、可愛いデザインね!神楽ちゃんにとっても似合ってるわ」
「一目惚れしたアル!あ、そうだ姉御、写メ撮ってもいいアルか?練習したいネ」
「もちろんいいけど、私でいいの?」
「姉御がいいネ。撮ったら待ち受けにしてみんなに見せびらかすアル」
「まあ、嬉しいわ。綺麗に撮ってね」
「もちろんネ!じゃあ撮るアルよー」


「トシ、総悟、風紀委員緊急ミーティングだ。なんとかして留学生の撮った写メを入手したい。何かいい方法を考えてくれ」
「私事に風紀委員を使うな」
←prev next