2013/8/16 Fri 09:21
世界の広さなど知らない、知りたくもない

話題:みじかいの
今日はなんだか憂鬱気分だったので、その気分に任せて書いてみた。
朝のだらだら風景。






夏が憂鬱で仕方ない。
青い空、蝉の声、何もかもが気にくわない。
エアコンをかけて眠ったが、逆にそれで身体がダルく感じる。
早く起きる必要などないのにいつもより早く目が覚めた。

「んー…」

何でもよかった、とりあえず声を出す。
身体を起こすのは嫌だったからベッドで寝返りをうった。
二度寝には落ちそうにない。
携帯に手を伸ばして時間を確認する。
着信は電話もメールもない。
本当は時間の確認など無意味なのだ。
時間の決められた予定など無いのだから。

「ふぅ」

どうしようか、脳味噌を回す。
それでもやっぱり身体は起こさない。
ベッドから立ち上がるのは何だか負けた気がする。
本当どうでもいいことだ。
手元には携帯しかないので、画面を適当につつく。

本日のニュース、誰かわからない奴の悩み相談、暇潰しにはもってこいの動画サイト、お気に入りのサイトは寝る前にチェックしたから変わり無いだろう。
特に必要としない情報が目の前に現れては消えた。
もう一度眠りたい。
そうは思うも、瞼は軽く、思考も軽かった。
憂鬱だ。
身体だけは変わらず重い。

少しだけ身体を起こす。
カーテンを開けてまたベッドへと横になった。
寝転んだまま空を眺める。
清々しいほど澄んだ底の知れない青。
申し訳程度に浮かぶ雲がまた夏らしかった。
カーテンを開けただけで蝉がより一層騒がしく聞こえる。
わざわざ地上に出なくてもそのまま土の中で過ごせばいいものを…。
そうしたら今日はもう少し眠れたかもしれない。

「喉乾いたな」

3度ほど寝返りをうってから起きた。
結局時間は昼前になっている。
窓の外のアスファルトを少し見て今日も暑そうだと思う。
家の中はエアコンが効いているので関係ないが…。
起き上がって動き回ると身体も意外と軽かった。
あぁ、気分がダルかったのか。
妙な納得してコップに注いだ麦茶を一気に飲み干した。



おわり



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