ほんのちょっと魔が差しただけというか、好奇心で終わらせるつもりだったんだが。ほら、熊を見たら死んだフリしろってのを兎で試しただけみたいな。出来心で少しだけ試しただけだった。

「おじさん、夕食できましたよ」

だだっ広いバニーの部屋の中央でごろりと寝そべっている俺の体を、部屋の主が揺さぶる。夕食っつってもたぶん冷凍食品か何かだろう。こいつは料理にあんまり感心ないみたいだからなあ。


本題に入る前に飽きた^ё^