えーいやこらせと肩の荷を下ろそうとしたらなんかに阻まれて下ろすに下ろせなくなった。なんだなんだまだ背負ってなきゃいけねーのそろそろ下ろさせてよなあ早く。悠に1トンは超えてんじゃねーかなってそれがもう厄介で厄介で仕方ない。なーなんでこんなん持って歩かなきゃなんねーのと尋ねても返ってくるのは無言のみ。なんか返事しろよバーカ。なんて心で思っても口にゃあ出せないからマジめんどくさい。なんつったって悪態つくたび背中にある荷の重量が増してくんだもん。だるいわこれ。でも心ん中に溜めこんでたらそれはそれで重くなってくしさ。はーあーもー意味がわからん。どうしろってんだっつーね。まあでもなんでこんなしんどいとこに俺は居続けてんのかっつーのが一番の謎なんだけど。まあこんなことを思ってたって今日も俺らは罪なき生徒から食券を巻き上げて飯を食うし、悪びれる様子もなく校長室を独占するんだ。べつにそれ自体は負担でもなんでもないし、むしろ楽しいんだけど。