TOX1・2

許してくれ愛してくれ殺してくれ。さあ何を願えばいい。例えばあの人のコートを後生大事に身に着けるこの俺を、果たして未来は受け入れるか?受け入れるわけがない。でも、じゃあどうする。俺を置いていったすべてにすがって生きるか、なあ親父、母さん、ああ…、ああ!叔父さん!
(アルジラ)

どうしても、どうにかなりそうな程、お前のことが忘れられなかったのだ。もう恋なのか罪悪感なのかもわからない程感情がぐちゃぐちゃになっているのだ。俺はもう一人ではないが、それなのに、お前にだけはどうしてもすがりついていたいのだ。愛してくれとか、もうそういう話じゃないんだ。
(アルレイ)

最近、もう誰かどうにかしてやれないのかという存在によく出会う。ルドガーなんかそれの代表のよやつで、見ているのも辛いほどだ。疲れたかと訊いたら笑顔で首を振るところなんか本当にもう、言葉さえ逃げ出すぜ。やっぱり、連れ去ってやろうなんて一瞬でも考えた俺が馬鹿だった訳だ。
(アルルド)

誰よりも愛していると誓うことなどとうてい容易いが、そうした俺の誓いをひとりで背負って生きていけるほど果たしてお前は強いのだろうか。そんなことを考えていたから、最後まで手紙を書くのを躊躇っていたのだ。けれどお前はきちんと見つけて受け止めてくれたらしい。遺して良かった。
(ユリルド)

どうにかして兄さんより先に死ななければと俺はシチューをかき混ぜながら思ったのだった。なんでもいいから、とりあえず可愛いと思われているうちに死ななければ。いつか兄さんが俺から離れていく前に先手を打つのだ。ううん、時限爆弾みたいだな。「おっ、いい匂いがしてきたな」「もうすぐできるよ」
(ユリルド)

俺は兄のことを確実に愛していたが同時にどうしようもなく嫉妬もしていたので、傍にいてほしいような遠くで見守っていてほしいような気持ちを毎日体のどこかに内包していた。いつもなんだかもうたまらなく、たまらない気持ちだった。
(ユリルド)

捨てないでくれと俺にすがり泣く兄はそれはもうみっともなかった。ああ俺が追いかけてきた背中の裏にはこんなものしか潜んでいなかったのか、とずいぶん失望してしまう。しかし同時に、俺はどうしようもない満足感に浸っていた。やっと兄さんが俺のものになったと、そう歓喜していたのだ。
(ユリルド)

「お前子供の頃のクリスマスで何かお願いしたらサンタさん来てくれるぞっていくら言っても何も欲しいもの言わなかったよなあ」「いやあ、だってあの頃のサンタさんってまだ殺気立ってる時期だったからなあ…」
(クルスニク兄弟)

頭を撫でると嬉しそうに微笑み、手を握ると強く握り返してくる。そういう庇護欲の化身だった俺の弟は、いつからいなくなっていたのか。その手首の傷さえどうも妬ましい。まだ大丈夫、などというふざけた慢心に浸かっていた自分に今さら気づいてしまった。もう振り返っても影すらない。
(クルスニク兄弟)

美しい棺桶にお前を入れてすこし愛らしい花でも添えたあとに俺の炎で燃やしてやろうか。そう心を砕いた日すらあった。その輝かしい魂に見合う弔いが恐らくある。王としてあってはならない思考を繰り返した。しかしあいつは、死体すら遺しはしなかった。微笑む銀が記憶に住み着いている。
(ルドガイ)

ルドガー「クロノス!もう審判で一族を翻弄するのはやめろ!」クロノス「はい」ルドガー「あっ…いいっすか?えーなんか断る!みたいな感じでバトルする流れとかいらないっすか?あっ、じゃあね、カウントもちょっとね、ストップさせてもらう感じでwはい、じゃあまたご贔屓に、へへっ」
(コピペネタ)

ルドガー「この!ちきしょー!やめてやる!!返済なんかやめ…て…え!?見…てる?手配書の兄さんが俺を見てる? 手配書の兄さんが俺を見てるぞ!写真の兄さんが俺を見てるぞ!! Jコードの兄さんが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだなっ! 」
(コピペネタ)

ルドガー「もう嫌だ!返済したくない!貯金したい!貯金したい!!貯金し……じゅ、ジュード?その手に持ってる注射器は一体なんd ウッ…………………返…済…返済したい……返済…したい!返済したい!!返済したい!!!」

「兄さん!だ〜れだ!」「ははは、ルドガーだな?」「いや、ヴィクトルだ」「お前だったのか」「暇を持て余した」「クルスニク一族の」「「遊び」」

「兄さ〜ん!ポッキーゲームやろう!」「しょうがないな、どれ……お、このポッキーは全体にチョコがかかってるんだな」「はは、真っ黒だろ〜。だってこれタイムファクターだからな」
_人人 人人人_
> 突然の分史 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
(ユリルド)



妖ウォ

彼が私に歩み寄るということは、等しく彼の生に影を落とすという意味を持っていた。だから私は彼に本当の意味では近づかないことを決めた。それなのに、彼は私に歩み寄るために普遍の堤防を乗り越えたのだ。そして、恐れるものは何一つないとでも言いたげな顔で私の名を呼んでみせる。「ウィスパー!」
(ケーウィス)

「ヤヤッ!ケーーーータくん!!それはもしや俗に言う精通というやつでは!?!?アアッ!おめでと〜〜〜ございます!!どうしやす!?今夜はお赤飯ですか!?!?ほらジバニャン!アナタもケータくんの大人への第一歩を祝いなさい!!!」「あのさぁ…」
(ケーウィス)



A/Z

「オルレイン卿が亡くなられてから貴公はずいぶん変わられたな」クルーテオはそう言い放ち、静かに我を見た。唐突につまらないことを言う。変わるなどという些末な次元の話を持ち出すか。そうだな。「確かに、人と物を見る目は変わったな」そう告げると、「物」はそろりと目を伏せた。
(ザークルザー)

彼女のうつくしさを幻の果ての産物と称しても差し障りはないように思えた。あの瞳に映る世界はきっと宝石箱のようで、僕は命の尽きるときまで彼女と同じ世界を見ることは叶わないのだろう。その指先で指し示していただくことすら、今となってはおこがましいのだ。僕の諦観は止まらない。
(スレアセ)

(^ω^三^ω^)たっるっしっすっ
伊奈帆さん「コウモリがGoogleで淫乱テディベアを検索するのを全力で推奨したい」
伊奈帆さん「コウモリと二人で買い物に行って、なんでもない顔で「デートだね」と言ってめちゃくちゃに意識させたい」
伊奈帆さん「疲れて帰ってきたコウモリがソファで隣に座って、そのまま肩に寄りかかって寝てしまったところを海に落としたい」
伊奈帆さん「コウモリが目を閉じて唇をこちらに向けるので、しばし動揺して迷って、それを表に出さないように、海に落としたい」
伊奈帆さん「コウモリをちやほやしたい。ちやほやされ慣れてないコウモリが挙動不審になるのを見て、さらにちやほやしたい。そのあと海に落としたい」
(コウモリなう)

スレイン「姫、少し髪を切られましたか?そ、その、よくお似合いですね!」アセイラム「うふふ、不覚にもワロタ」スレイン「オレンジ色!出てこい!お前が姫に2ちゃんねるを教えたことは分かっているんだぞ!!」


その他

バイロクス「昔、無茶をしたカルさまを叱ったら泣き出してしまった。キツく言い過ぎてしまったせいで「
バイロクスなんかだいきらいっ」と初めて言われたあとさらに大泣きして「ほんとはバイロクス大好きなんらけろっ 大好きなんらけろっ」としゃくりあげていたから可愛くて可愛くてどうして叱っていたのか忘れた。」
(TOH/コピペパロバイカル)

「望美ちゃん、いま幸せかい?」「もちろんですよ」彼女は昨日大事なものをなくしたらしい。困ったな、と笑っていたが、まったく困ったような様子ではない。むしろ、ようやく捨てられた、とでも言いたげな顔をしていた。オレのせいだろう。美しい望み。その光のような名前を汚してしまったのはオレだ。
(遙か3/景望)

「25日近いですね」「まあね」「いやね、俺7股してるんですけど」「すごいこと聞いちゃったよ今」「誰と過ごしたらいいですかね」「は?死ね」「そんなこと言わずに」「ハーレムでもして死ねば?」「いやまあ今年も足立さんといるんですけどね」「そっかーワッハッハ。死ね」「そんなこと言わずに」
(P4/主足)