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小ネタ詰め

息も絶え絶えに走っていた。僕は僕という存在を失ってはならなかったのだろうか。見えるものすべて、なにか足りない。あの一夜は僕のすべてを塗りかえてしまった。ただつまらないというだけの日々に戻りたくて、その為なら君をも殺さねばと、僕はきちんと選びとったはずだったのだが。
(主綾)

ルドガー:ガイアスがルンバに餌あげてた。「小さく切れば食べられるようだぞ」って。
(コピペネタ)


ルドガー「松崎しげるかと思ったらタイムファクター化した兄さんだっt…う、うわあああああああ」
(コピペネタ)


「窓を閉めてくれないか」絶望した。兄は外の光が眩しかったのだ。それにすぐに気づいてやれないなんて、俺は弟失格だ。「ごめんな、ごめんな兄さん、すぐ閉めるから」「…ああ、泣くな。泣かないでくれ。ごめんな」「これからはちゃんと閉めるから、だからずっと一緒に、」「うん、いるさ。…いるさ」
(クルスニク兄弟)


どうせ兄弟なのだ。血が繋がっているということに変わりはないのだから、いっそ兄の命をこの腹に宿したかった。産まれてきたらたくさんかわいがって、愛しているよと毎晩囁いてやるのだ。兄がそれまで感じたことのないような、強烈な生への喜びを、他でもないこの俺がその身に植え付けてやりたかった。
(ユリルド)


「足立さんが悪いんです!足立さんが俺のこと特別みたいにするから、俺どれだけ苦労したか、あなたわからないでしょう!それでもあなたがいたから幸せで、でも、あなたを捕まえることが俺の目標で、だって俺、特別だから…だからあなた、わからないでしょう!」「喧嘩売ってんの?」
(主足)


「すごいすごい、よく…」拍手が鳴り止まない。今まで別れてきた何人もの足立さんが、俺に拍手を送っている。ええ、すごいでしょう。俺はがんばった。あなたのために。あなたの未来のためだけに。けれど幾億もの足立さんは、結局次には俺を否定する。また裏切られた。
(主足)


弱い手を振り切って逃げた。あの手より自分は弱いと思えて仕方なかった。滑稽だ。11歳も下のガキに本気で怯えている。奴に銃口を向けた時のあの俺を見る目。全てを取り込むように広がった闇が精神を蝕んでいくような。逃げたい、逃げたい、けど、…ああ!母さん!
(ジュアル)


「ああ、いやだね!」ゼロスは憎いものでも見るような目で俺を睨んだ。そんな顔は初めて見た。いや、見せないようにしてたのか?俺にすがったあの時のお前って、いったい誰だったんだよ。ああ、信じてやらなくちゃいけないのに、信じてやらなくちゃいけなかったのに。
(ロイゼロ)


夢を見た夜飛び起きて、しまった、と思った。俺たちはもう手遅れではないか。隣で寝ていた兄さんを揺さぶり起こしてそれを伝えると、兄さんは寝かしつけるかのように俺の頭を撫でて、また新しい夜を始めてしまう。ひどく困ってしまった。
(クルスニク兄弟)


「桜の木の下には死体が埋まってるらしいですよ」「今それ言うか?」優等生は笑って黒い筒を脇に抱えた。落ちる桜を掴もうとしているようだ。俺も真似をして落ちる桜を待った。うまく掴めない。「もっと一緒にいたかったな」隣でジュードがそう呟いた。結局、何も掴めなかった。「…卒業おめでとう」
(学園アルジュ)


「ディオ!」その体、その魂、やっと手に入れたのだ。貴様はもうわたしの中の一部でしかない。ジョナサン・ジョースターの命はこのディオの手に掴み取った。おまえはもうわたしから離れられないはずだった。はずだったのに、ああ!何故だジョジョ!何故おまえは、おまえの血は、流れることを止めない!
(ジョナディオ)


異常気象だと笑う兄の肌が一月前より焼けている。焼けたねと言うと兄さんは恥ずかしそうに眉を下げて頭を掻いた。「お前も前よりずいぶん焼けたよ」「やっぱり?」「うん」手の甲をとられ、宝物でも触るみたいに優しくさすられる。重なった手がいささか暖かすぎた。「暑いな」「ああ、うん、熱い」
(クルスニク兄弟/夏が来たトリグラフ)


「幸せだな」ルドガーも俺ももうそればかり口に出すようになった。おはよう、幸せだな。いい天気だ、幸せだな。ご飯何にしようか、幸せだな。ごちそうさま、幸せだな。いい湯だったよ、幸せだな。おやすみ、幸せだな。そうしてまた朝が来る。朝日が昇るたび、言わなければと思う。幸せだな。幸せだな?
(クルスニク兄弟)


「ああユリウスくん!任務明けか、ズタボロだなあ!いいね、最高だよ。最高だ!愛してるぜ、お前のその不愉快そうな顔!」「リドウ」「あ?何かなマイハニー」「俺も愛してるよ」そこでユリウスは思いきり俺を投げ飛ばし、俺の背中を踵で踏みつけたのだった。「お前のその地べたに這いつくばってる顔」
(ユリリド)


「キスをすると子供ができるらしい」だなんていう、僕の知っている知識とはずいぶん違った情報を急に振りまかれた。子供だからって知らないと思ってるんですか。そう反論しようとした次の瞬間、唇に柔らかい感触が一回。驚いた僕を見て彼は一言「責任は取る」と。もう何が何だかわからない。
(主天)


「娘さん元気か」そういう他愛もない会話にどうにも複雑な感情ばかり過る。でもその台詞できっといいのだ。愛しているぜ。「超元気よォ。そんで何よりキャワイーの」「そりゃあいいな」「一回ウチ来いよ」「いつかな」そう言っていつものように目を逸らす。一生来ないつもりかも知れなかった。
(ジョセシー/夢の中)


「ユリウス、大嫌いなお父さんとおんなじことしちゃったな?どうしようか、責任とって結婚する?はは、歳もちょうどお父さんとお母さんの年齢差に近いしさ、いいかもな。あれ、泣いてるのか?ああごめんな怖かったな。大丈夫、俺はコーネリアじゃないよ。あんたはどうしたってビズリーの息子だけどさ」
(分史ユリルド/分史年下兄さんと既成事実作ルドガー)


「愛してる」「うん」「お前は俺のすべてだ」「うん、兄さん、ご飯食べよう。ご飯食べような…」
(クルスニク兄弟)


「エルたそは今日もステキに無敵でキュートだな」「…お前20歳の頃もエルに対してそうだったの?」「貴様ァ!!今私のエルに対してのときめきとエルたそに対しての崇拝を一緒くたにしたか!?」「あっエル厨怖い…ていうかお前今ときめきって言ったか?8歳のエルに対してのときめきって言ったか?」
(パパ合戦)


「なあヴィクトル」「気安く話しかけるな。…何の用だ」「10年後のノヴァって…その…結婚とか…」「ああ、24歳でしたと聞いた」「マジで!ちなみにヴェルは!」「26で職場結婚だそうだ」「あっ…辛い…なんか意味もなく泣きたい…」「気持ちは分かる」
(パパ合戦A)

 

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