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兎虎短文・会話文詰め(TB)

ずっと傍にいてください、死んでも傍にいてくださいって言ったらあなたはいつも僕の頭を撫でて「傍にいるよ」って笑うんです。でもねおじさんあなたが嘘つきなことぐらいお見通しなんですよ。だってあなた死んだら真っ先に奥さんのとこに帰るつもりなんだ。

「しょせん人なんて死んだらそれでおしまいなんですよ。あとはみんなから忘れられていくだけなんです。人なんてそんなものですしきっとそれが一番いいんですよ」「…死んだ奥さんを今でも好きなのはだめなのかねえ」
(RTネタ)

「おじさん」「どした」「つきあってください」「やだね」「なんで」「すきなひとがいるから」「そのひとはもうここにはいないんでしょ」「いなくてもずっとすきなんだよ」

「バニーちゃんって好きなやつとかいねーの」興味本位、といった体で彼が唐突にそんなことを問うてきた。勿論それに素直に答える気は更々ない。いませんよと返事をしたら彼が不満そうに口を尖らせる。あなたにだけは知られたくないんですとひとり呟いた。
(愛した人は僕しか知らない)

「支払いは僕に任せてください(バリバリ」「やめて!」

「支払いは私に任せてくれ!そして任せてくれ!(バリバリ」「おーありがとなスカイハイ」「僕のマジックテープ式財布はアウトで彼のマジックテープ式財布は許されるんですか!!!!ガッデム!!!!!」「こいつうるせえ」

虎薔薇(TB)

9歳の娘がいる。妻は5年前に他界した。きゅうさいのむすめがいる。つまはごねんまえにたかいした。ぐるぐるぐるぐる、同じ言葉が頭の中を駆け回る。ええ、ええ。わかってたつもりだったわよ。左手の薬指にはまった指輪の意味、とか。子供に慣れてそうだ、とか。そんなのもうとっくに。何回も考えてたわよ。何回も何回も、なんかいも、なんかいも。あの歳なら妻と娘がいたってぜんぜんおかしくない。でも、なに、死んだって。別れたならまだしも、死んでるなんて。死は鎖。死は人をぎちぎちに縛り上げて一つの生涯が終わるまで解放することはない。そんな言葉をどっかで聞いたことがある。あいつだってそうよ、一生を喜んで縛られるんだわ。ばかみたい、ほんとばかよあんなやつ。ああなにこれもうばっかみたいだわたし。それでも好きだなんてほんと、ほんとうに。ばかもほどほどにしたいわよ。
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