話題記事つながり - SS(478)

小説にしては短いお話。SS(ショート・ストーリー)。

作成日:02-06 00:43

更新日:01-29 21:20

全418件
友達止まり
知っているのは、顔と名前だけ。 《友達止まり》 逢いたくなれば、店に行けば良い。店といっても、いかがわしい店...
By 黒巣真音さん
12/06/20 11:35
ベーコンエッグ
知らなくて良いことばかり、耳に、入ってくる。 例えば、彼の過去の恋愛とか。 あるいは、彼の浮気とか。 知ら...
By 黒巣真音さん
12/06/20 11:19
フリーハート
私には、好きなモノがない。 《フリーハート》 「好きだ、付き合ってくれ」 「私でよければ、喜んで」 ...
By 黒巣真音さん
12/06/20 02:57
流星群
「わー、また流れた!!」 《流星群》 「願い事、できた?」 私が言うと、ぽんは少し、悲しげに、出来なか...
By 黒巣真音さん
12/06/19 15:43
タマキビガイ
あたしは、食事が嫌いだ。作るのは嫌いじゃない。作ったものを食べてもらって、笑顔を見るのも好きだ。けれど、食べるのは嫌いだ...
By 黒巣真音さん
12/06/18 23:11
黒の癖毛
あたしに父はいない。いや。居なければ“あたし”というモノは、存在出来ないんだけれど、あたしには、父はいないのだ。 ...
By 黒巣真音さん
12/06/17 00:53
二つのグラス
「好き、なんて気持ちはねー、ただの勘違いなのよー」 酔った彼女は、絡むように言ってきた。 「じゃあ、なに? ...
By 黒巣真音さん
12/06/16 13:37
アゲイン
今日は、俺が日本にいられる最後の日だった。だから、朝早くから、デートをした。彼女を家の前まで送った、ほとんど無音の、夕刻...
By 黒巣真音さん
12/06/14 13:14
飛鳥
「好いておるぞ」 妾に向かってそう囁いた男の数は、もう、数えるのに飽いてしまった。 其の様な言葉を囁きながら...
By 黒巣真音さん
12/06/13 14:10
外出、山、待ち人
待ち人、未だ来ず。だから、あたしは、外出することにした。 《デート日和》 待ち合わせは、我が家だった。最近は...
By 黒巣真音さん
12/06/13 00:27
頬が赤いのは日焼けのせい
待ちに待った体育祭。突き抜ける様な晴天。準備が大変だっただけに、この晴天は、何よりも、嬉しいものだった。 「俺さ頑...
By 黒巣真音さん
12/06/10 19:15
寒色の絵画
俺より5歳年上の彼女はバイクのりだった。彼女に、車に乗らないのかと尋ねたとき、彼女は「こいつなら車より自然に優しいっしょ...
By 黒巣真音さん
12/06/09 17:02
誓いのキスをもう一度
深夜過ぎ。俺は欲に負けて、缶ビールを片手に夕飯を食った。妻が用意しておいてくれた、もう、すっかり冷めてしまった夕飯を。 ...
By 黒巣真音さん
12/06/08 01:11
アイス
「あ、リンが死んでる」 それは、トモヤの呟きだった。 《アイス》 「んー、あ、トモちゃん、おかえり」 ...
By 黒巣真音さん
12/06/04 17:25
月下香
歪んでるって? 何とでも言えばいい。 《月下香》 首を絞められた。 「ナカしまったんだけど」 ...
By 黒巣真音さん
12/06/04 17:10
ベイビードール
少女が目覚めたのは、病室の様な、白塗りの部屋の中だった。 《ベイビードール》 「ここ、どこ…」 少女は...
By 黒巣真音さん
12/06/02 18:49
シャボン玉
シャボン玉は、屋根までとぶと、弾けて消えるのだ。それは正しく、私の恋路のようで。 《シャボン玉》 「俺は、お...
By 黒巣真音さん
12/06/01 22:35
理由
隣で眠る彼女の首を締めた。もがき苦しんだら、パタリと彼女は動かなくなった。死んじゃったか。そう思った所で、彼女はむくりと...
By 黒巣真音さん
12/06/01 11:43
山茶花
彼女は、笑っている。 《山茶花》 彼女、ユリアさんは、とても綺麗な人だ。ともすれば、アンティークドールのよう...
By 黒巣真音さん
12/05/31 23:16
失恋香-シツレンカ-
話題:SS −−−夕刻、呼び出されたかと思ったら朝陽(あさひ)はすぐに膝に顔を埋めてうなだれてしまった 私は何...
By 愁真あさぎさん
12/05/31 02:12

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