話題記事つながり - SS(478)

小説にしては短いお話。SS(ショート・ストーリー)。

作成日:02-06 00:43

更新日:01-29 21:20

全418件
ほんとは泣きたいでしょう?
約8ヶ月ぶりに短編を更新しました。 →「私は、ばかです。」 いつもと書き方を変えてみたのですが、新鮮で楽しかったです...
By 若葉さん
12/08/24 22:54
黄色のチューリップ
「寂しい、って、言って良い相手だって、わかってるのよねー。でもさ、言えないよねー、あはは」 佳世子は、さも、どうで...
By 黒巣真音さん
12/08/24 00:12
痛くして
虐げられることこそが、正しいのだと、あたしは、時折、錯覚する。そういうときは、決まってこう言うのだ。 「痛くして」...
By 黒巣真音さん
12/08/23 02:18
願いの、意味
今日も今日とて、店主は、宵闇に紛れて、抹茶を啜っているようで。 《願いの、意味》 「あのう…」 がらが...
By 黒巣真音さん
12/08/22 13:17
貴女の、望みは?
街の外れには、真夜中から朝までしか開いていない、妖しい店があるそうだ。その店にいけば、望みが叶うらしい。 《貴女の...
By 黒巣真音さん
12/08/21 01:51
君の口から聞きたいの
「ねぇ、なんでさー、男の子って、言わなくてもわかるだろ、とか、思うんだろ」 ファストフード店で、シェイクをすすりな...
By 黒巣真音さん
12/08/20 01:49
チョコレート
「トモちゃん! はいこれ、プレゼント!!」 いつもは、そういうことをしないリンが、トモヤに手渡したのは、小さな紙袋...
By 黒巣真音さん
12/08/18 21:40
俺は魔女に恋をした
「レーラさん、今度の誕生日で、いくつになるんですか?」 俺は興味本意でたずねた。 「んー、…と、八百とー、三...
By 黒巣真音さん
12/08/16 01:34
終わりゆく雨に打たれて
ざばさばと雨が降る音がした。それに釣られて、傘の代わりに、煙草を一本とライターを持って、外にでた。 自分の影で、煙...
By 黒巣真音さん
12/08/15 01:17
陽炎
古傷の残る左側の手で、煙草を持ちながら、ハルさんは、ぼんやりと呟いた。 「自分の存在感が、稀薄になること、なぁい?...
By 黒巣真音さん
12/08/14 18:56
二人で一人
ご都合主義の、勧善懲悪なんて、この世の中にはないんだよ。 《二人で一人》 振り上げられた手が、ゆっくりと、降...
By 黒巣真音さん
12/08/10 00:37
ゲーム
所詮、人生なんてゲームみたいなものなのよ。 《ゲーム》 「ごめんなさい」 絞り出すように、別れましょ、...
By 黒巣真音さん
12/08/10 00:12
リズム
突然の耳なりで、ぐらりと揺れた。音が聞こえなくなる。 怖い。 素直にそう思った。何が怖いのかは、わからない。...
By 黒巣真音さん
12/08/06 23:58
変わらない
話題:SS いつからだろう。 人というものが怖くなったのは。  じくり、胸が痛...
By ゆらたさん
12/08/04 22:08
「     」
「相手の考えとか気持ちとか、わかったら便利だと思わない?」 彼女は、影のある顔で笑った。 「僕は勘弁してほし...
By 黒巣真音さん
12/08/03 21:39
満月の夜
すっかり遅くなってしまった。ふと空を見上げると、満月が鎮座していた。どうりで、こんなに明るいわけだ。こんな夜は、魔が出る...
By 黒巣真音さん
12/08/02 00:12
突き刺さるはセミの鳴き声 零
僕に、散り逝く桜が美しいと言ったのは、祖母だったと思う。あの日から、僕は、終わり逝くものに、心を奪われてしまった。 ...
By 黒巣真音さん
12/07/31 16:53
突き刺さるはセミの鳴き声 了
俺たちが、学校に着いてから、そう時間も経たないうちに、パトカーと、救急車のサイレンの音が聞こえてきた。 「旧校舎の...
By 黒巣真音さん
12/07/31 02:00
突き刺さるはセミの鳴き声7
GPSが指し示した場所は、俺たちが通っている高校の、旧校舎だった。 不自然に開かれた扉を、順番に潜っていくと、極僅...
By 黒巣真音さん
12/07/31 01:29
突き刺さるはセミの鳴き声6
声の主は、ゆっくりと、私に近付いてきた。 「こないで!!!」 「そんなこと言わないで下さいよ。いつもは“センセー...
By 黒巣真音さん
12/07/31 01:12

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