連盟規約第16条『連盟が解決に努めているとき、新たな戦争に訴えた国はすべての連盟国の敵と見なされる』
2010.3.14.Sun 16:20
[地/球さんちの家庭事情]


無駄な教育が多いなって思うの。ゆとりの意見。


本当に私がやって来た「世界史の授業」というのはなんだったのか

あれじゃ本当に表面を舐めているだけじゃないか
あれを学ぶ意味は私なりの解釈として「世界の歴史を知ることにより論理的思考を養い戦争などによる過ちを繰り返さないこと」だと思っていたし学習指導要領もそんなとこだろ見たことはないが。

それがどうだ。

中世以前の中国文明を延々学んで何になる
科挙がわかるからなんだって言う
それで日米安保理条約が何で結ばれたか推測できるのか?

馬鹿げてる馬鹿みたい。無駄無駄無駄ァ!!!は誰の台詞でしたっけ。鰤?


学んで来たことは大筋間違っちゃいない。正しいことばかりが連ねてある。ただその行間という「隙間」は「歴史の一年一年」であること、その隙間に膨大な量の思惑・政策・世論・外交、そして私たち「学ぶ側」の勝手な感情が入ることをまるっと無視している。

感情という個人の「主観」が文字だけのお経のように読み上げられる「歴史」を歪めて解釈することに全く気付いていない


例えばWWUが始まるきっかけだ。
連盟の派遣したリットン調査団が日本側に不利な報告をしたので、日本がそんな連盟にはいられるかよばかあ!と連盟脱退した。
そんなふうに私は習った。

今入った知識をわかりやすく訳すとこうだ。
☆1931満州事変/1937日中戦争

ちゅうごくさん(・`ω・)
「清が倒れて中華民国になったある!もちろん政治の仕方も変わるあるよ!」

にほんさん(廿_廿W)
「それはおめでとうございます。ですがこないだろしあさんから私が貰った貴方の家を通る鉄道とかは変わらず私の物ですので。ろしあさんもそれを認めてくれています」

ろしあさん(^J^)
「うん。にほんくんも僕の南満州を認めてくれてるしね」

(・`ω・)
「何言ってるあるか。うちの鉄道はそもそもろしあにあげてないから、ろしあからにほんに譲られる根拠がないある。
お前等がなんかその鉄道に並んで新しい線路を作るなって言ってたあるが、もー知らねーある☆」

(廿_廿W)
「はっ!?え、あの、それはうちが所有させてもらったその鉄道の利益が減るから駄目っていう条約だったんですけど、もう新しいの作っちゃったんですか!?しかも平行してるのを!」

〜にほんにて〜
(廿_廿W)
「国民のみなさん。ちゅうごくさんが条約侵害してます。私達の生存権が脅かされてます。しかも私達が税金で散々投資した鉄道が蔑ろにされてます。」

日本人
「(えっちょwww税金とかマジふざけんなってwww戦争始まっても仕方なくね?)」


その頃のどいつでは、WWTに負けた賠償金を払う為に、酷いインフレが起っていました。
何故、明治の日本陸軍がお手本にした国が負けたのか、本気出して考えてみると
『敵の全主力を短期決戦で包囲殲滅するのを徹底しなかったからではなく、長期持久型の消耗戦争だったとどいつが認識しなかったからだ!』
→大切なのは、消耗戦略に負けないよう、経済封鎖を生き延びる体制で戦争を続けること。(既に対ソ、対米を想定)
→けど日本は資源が貧しい
→そうだ、満州に行こう。

こうして、国民には自分達が脅かされると説き、その実態は満州の資源がなくては今後にほんは(対ソ対米)生き延びれないという事情。

(廿_廿W)
「事変じゃー!」

(・`ω・;)
「うわにほんがちょっかいかけてきたある!でも連盟に日本が先に仕掛けて来たって言えば国際世論は俺の嫁。つまり味方!今後の交渉にも有利!」


〜連盟〜
いぎりすさん(゙・ヘ・″)
ふらんすさんζリ´点`)
「はぁ?うちだってどいつから金巻き上げて(※賠償金)あめりかの奴に返済しなきゃなんねーんだよ!」
(゙・ヘ・″)
「うちで手一杯だからにほんがよっぽど酷いことしなきゃにほんに任せる。ちゅうごくは他人に頼るな自分でなんとかしろ!とりあえず実情を見る調査団送ってやるから」

→日本有利の報告が出る可能性大

〜調査団はこんな人〜
植民地経営にくわしいぜ(゙・ヘ・″)
きゅーばの占領統治やってたし、国境紛争の仲介したこともあるぞ!([∂]ω[∂])あめりかさん
参謀長とフランス領いんどしなの司令官してたよζリ´点`)
植民地政策の専門家だ(独)
ベテラン外交官であります!〆(=ワ=*)ノシ

→結果
『日本の経済的権益は認めるけど、満州がちゅうごくってのを日本は認めなたい!』

(゙・ヘ・″)
「話し合う場所作ってやるから!にほん出てきてくれって!」

(((;廿_廿W)
「(本当は満州が欲しいだけなのに…!)」


その頃満州にはまだちゅうごく軍がいて、満州に反乱してるからにほんが追い払いに行きます。


ここで『連盟規約第16条』!はい戻って見返して!



ね?
にほんはただの満州の治安維持のつもりだったんだけど。
連盟が満州事変解決でがんばってる時だったんだ。

にほんの上司
「ちょっと待ってェェエ!!このままだと連盟の敵になっちゃうし通商上、金融上の経済制裁受けるし連盟除名されるって!超不名誉だって!お願い天皇出兵命令取り消してェエエ!!!」

天皇
(´・ω・)「取り消したいんだけど…」
側近
「無理です☆」


→→→結果
(廿_廿W)
「除名や経済制裁受けるより、自分から連盟脱退してしまいましょう。」

2月20日
そうしようと決める
22日
満州に出兵
24日
連盟脱退
27日
連盟脱退の勅書発出



なんでこうまでして満州が欲しいかっていうと、日本は安全保障上の利益のために植民地を獲得する特異な国だからなんだって。(他の国は貿易貿易侵略搾取って感じだけど、日本はろしあの影がいつもちらつくんだ)






さぁ、なんの話をしていたでしょう。

「リットン調査団の報告、後、日本が連盟脱退」

間違っちゃいない。間違っては。

ただ、そんな1を聞いて30を理解できる人間がホイホイいると思うなよ。




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