生まれた時からヲタオヤジ


2013年4月1日(Mon) 07時00分

アトムの記憶容量は2TB

話題:ねぇねぇ知ってる?…


不朽の名作「鉄腕アトム」

主人公アトムの誕生日は原作では2003年4月7日とされている。
(だからその年リメイクのアニメが放映された)

だけど、昭和38年(1963)のアニメ1作目では2013年4月1日と設定されていたそう。

まさに今日!!


主人公のロボット・アトムは、自分で考え、自由自在に空を飛び、パワーは10万馬力、60カ国語以上を話し、しかも人間の心の善悪まで感じることができる。

現在のテクノロジーでも実現できないスーパーロボット・アトムの記憶容量を手塚先生は原作の初期に設定なさってたそう。

一説によると15兆8,000億ビット、換算すると約2TB(テラバイト)なのだという。

15兆8,000億ビットという記憶容量はどれくらいのものなのだろう。
1バイト=8ビットなので計算すると

15兆8,000億ビット
=1兆9750億バイト(15兆8,000億 / 8)
=197万5,000MB
=1975GB
=1.975TB 
=約2TB


さらに2TBという数字を身近なものと比較してみると……

・ファミコンカセット(1MB):197万5,000本

・3DSソフト(4GB):約494本

・DVD(片面1層4.7GB):約420枚

・ブルーレイ(片面1層25GB)79枚


ファミコンカセット197万本というと途方もない数字に見えるけど、ブルーレイ79枚と言われると大したことがないように聞こえる。

ちなみに、2TBの外付けハードディスクは一番安いものだと1万円で購入できる。
なんだかすごいのかすごくないのかよくわからない……(笑)


工学の研究者によると

「現状の技術ではアトムのようなロボットを作るのは不可能です。
アトムの舞台は科学が進み、2TB位の記憶容量でも高度な人工知能を動かすことができる世界なのでしょうね。
容量が多いか少ないかは別として、“ビット”という現代でも理解しやすい表現が使われているのは興味深いです。
これは、既成概念を覆すようなテクノロジー革命を続けていかないとアトムのようなロボットはできないよというメッセージなのかもしれませんね」


実際に手塚治虫先生がどこまで想定して2TBという数字をはじき出したのかは先生本人に聞いてみないとわからない。
しかし、アトム誕生の当時にこのような概念を漫画に持ち込んだ手塚先生はやっぱりスゴイ! 
いつの日かアトムのような心優しいスーパーロボットが誕生する日がやってくるのだろうかな。心待ちでワクワクする。



今日はエイプリルフールだけど、これは真面目なネタですよ。
 



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