9月13日の日中、庭で幼虫探しをした。






↑チャドクガの幼虫↑
ナツツバキの葉上に三頭いた。
撮影時は気付かなかったが、葉の裏から他の個体の頭が見えている...。
後で見に行ったらこの葉の裏にビッシリと(;゚Д゚)






↑トサカフトメイガの幼虫↑
たぶんこの前の幼虫特集で紹介したのと同じ群れ。
成長して黒と橙色になっている。
この写真の左の方にいる個体は巣を拡大すべく糸を張る動作をしていた。




アップで。
小さい幼虫だが、大きなオニグルミの葉柄一つをまるごと巣にして喰い尽くしてしまうのだから凄い。






↑セスジスズメの幼虫↑
オニグルミの根元に生えるホウセンカには、トサカフトメイガとは打って変わって大型な幼虫が。
小さい頃は目玉模様が怖く感じたが、今は寧ろ可愛いと感じる...。




真っ黒でテカりの無い顔。
巨体に対してとても小さい脚が可愛らしい(*´д`*)






↑ハマキガ?の巣↑
オニグルミには、このハマキガの巣っぽいものも多数あった。
この巣が地面にたくさん落ちていたので、中の幼虫が成長しきると巣を切り落とす習性があるようだ。




落ちている巣を開いてみると、幼虫が出てきた。
葉を落としたら枯れて腐ってしまうと思うのだが、中に残っていて大丈夫なのだろうか?

この数日後には落ちている多数の巣が茶色に変色していたが、それを開いてみると糞まみれの繭があり中には蛹化前と思われる(白っぽい体色に変わって縮んでいたので)幼虫がいた。
葉が腐敗してカビが生えても糞が守ってくれる!というシステム?(そもそも糞にそんな効果あるのか)
よく分からん。

一応上の写真の個体と、上記の蛹化前っぽい個体は確保してるので、無事羽化すれば続報もあるかも。
時期的に羽化は来年なのかな...。






↑オオアカキリバの幼虫↑
ムクゲが傍にある縁側に、変な幼虫。
調べたらオオアカキリバの幼虫だと判った。
色合いが何となくゴージャス。






↑キアゲハの幼虫↑
路上をのんびり歩いていて危ないので救出!
指に乗せて少しつっついてみたら警戒して固まったので撮影。

注目すべきは微毛の生えた可愛らしい腹脚!
これが肌にしっかりとくっ付く感覚は何とも言えぬ気持ちよさがある...。





やっぱりキアゲハは可愛いなぁということで、別のミツバ地帯を見に行ってみたら...






なんか色がオカシイ!?
カメラのせいで色が変に見えるわけではない。




しばらく経ったら他の幼虫の傍に来ていたが、こう見比べると明らかに色が変なのが判る。
食べた物の成分、生育環境、、寄生、個体変異...いろいろ考えられるが、成虫は普通なのかが非常に気になる。
しかしこの時期の幼虫だとたぶん羽化は来年なので、長期間容器を置いとくと邪魔だなぁと思って確保しなかった...。

そしてこの後、薬を撒かれて大量死である\(^o^)/
この個体だけでも取っておけば良かったorz







以上、9月13日でした。

この日は夜にいつもの簡易ライトトラップをやったので、そっちも後で投稿します。