ひとりごと

頭で考えていること
心で感じていること

同じ方向を向いている筈なのに、すれ違いが私という生身の中で起こっている。
ぐちゃぐちゃに絡まった糸みたい。
それがやがて大きくなって、絡まりも一層解くのが億劫になるくらいになってしまっている気がしてなりません。

身体は鉛のように重たいのです。
身体が疲れていると言うよりも、心が疲れていて、その結果として身体に負荷が掛かっている。

思考と感情の混線。
その原因は恐らく、考え方・感じ方の違いにあるのでしょう。

先程、「同じ方向を向いている」と書きました。けれど、「違い」があるのです。

方向が同じなのは、例えば「片付け」という目標/行動
けれど違うのは、「片付けをしたい」と「片付けをしなければならない」の二通りが同時に存在しているからです。

心で感じていることは、大雑把なものや大きな目標など期待に満ち満ちていたり意欲もあるのです。それはもう膨大な量でわくわく感があります。
しかし私の心と違って私の頭の中は非常に現実的なのです。
心で感じた事を実現するにはまずこれをすべきだ、こうしなければならない。そうして自然とプレスをかけるのです。

それが、大きな負荷となっている。


何言ってんだこいつ、と思われるかもしれません。わかるーー!!と共感してくださる方がいらっしゃるかもしれません。

多重人格とはまた違うのです。
私は私、ただ一人であり他はいません、
頭の中に誰かがいるわけでもない。居るとしたら、それは私自身です。
私が思い・感じ、考えているのです。
心が「野性」の部分で、頭が「理性」の部分と思っていただけるとわかりやすいのかもしれません。

こうして自分で自分の今を分析して考えているのは頭の方であり、心が感じたことを「実現」させるために「考え」ているのです。
つまり、私の夢を私が叶えようとしているのです。
叶える為にどうすれば良いのか思案している。それが頭の中なのです。

けれど方法が良くないのか、結果として身体に大きな負荷が掛かっているのも事実です。
何故、そうなったのか。
頭は心の為に考えます。どうしたら良いのか、どうすべきかを考えます。心は思ったことや感じたことを実現させようとしてくれる存在(=頭)を知っています。だからあれやこれやと次々にやりたいことなどを見つけてくるのです。その度に頭は考えてくれるから。
暴走する(休むことをせずに新しいものを連れてくる)心と、暴走する(休むことをせずにどうすべきか考える)頭。これに身体が耐えられない。だから、混線、パニック、雁字搦めになって身体が重いのです。

以前、通っていた心療内科の先生に言われました。
交感神経が頑張りすぎていると。
常に緊張状態、常に戦闘状態。そんな感じなのだそうです。
副交感神経の仕事時間まで交感神経が奪ってしまっている。そういう状態なのだそうです。

心と頭の暴走はまさにそれのあらわれでしょう。


難しいですね。