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【夢幻の記憶】特別科クラスを狙う影

今晩は、水無月吹雪です。

此処は私が見た夢を元に書き起こした小説のコーナーとなっています。元が夢なので、支離滅裂になっている箇所が有ったり、中途半端な所で終わったりしますが、仕様なので苦情は受け付けません。予めご了承の上、先へお進みくださいませ。
また、興味の無い方はブラウザバック推奨です。
因みに、迷家並に不定期に出現しますので、予めご了承くださいませ。

大丈夫だという方は追記へどうぞ…
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【夢幻の記憶】パラレルワールド

今晩は、水無月吹雪です。

此処は私が見た夢を元に書き起こした小説のコーナーとなっています。元が夢なので、支離滅裂になっている箇所が有ったり、中途半端な所で終わったりしますが、仕様なので苦情は受け付けません。予めご了承の上、先へお進みくださいませ。
また、興味の無い方はブラウザバック推奨です。
因みに、迷家並に不定期に出現しますので、予めご了承くださいませ。

大丈夫だという方は追記へどうぞ…
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正月の彼ら

〜時は新年を迎えた日、或る場所にて〜





「明けましておめでとうございます、主様」

「おめでとう、今年も宜しくね、氷華」

「それでは、主様、新年の挨拶も終わった事ですし、これから−−」

「おせち食べる?? 準備手伝うよ」

「主様………それよりやる事が有るでしょう?」

「やる事?それって−−」

「これを付けて記念写真を撮る事ね」

「うわっ!吃驚した!」

「黒雪様?」

「久し振りね、氷華」

「ちょっと黒雪!突然出て来て何なのさ!?」

「あらぁ、貴方も居たの?」

「何さ、白々しい−−私は最初から居ました!」

「−−ところで黒雪様、今日は如何なされたのですか?」

「嗚呼、そうそう−−今年は子年でしょ?だからこれ付けて写真撮らない?」

「此方、ですか………」

「これ、もしかして(自主規制)の−−」

「違うわよ!普通のねずみみよ!」

「ふぅん…」

「貴方−−折角、その姿になれたのに、何もせずに終わるんでしょう?」

「まあ、そりゃあ、ねぇ…?別に戻れたからって、する事もしなきゃいけない事も無いし?」

「だったら良いでしょ、これ付けて写真撮る位やっても」

「えぇ?嗚呼、うん…?」





「−−で、写真撮ったけど…(結局、黒雪は何がしたかったんだろ)」

「−−主様、そろそろ初詣に行きましょう」

「あ、うん、そうだね、初詣行かないと、だね!」





(end)
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【真夏のホラー祭り'18】最終章

―plot of the previous episode―

協力して鍵を開けていく吹雪と黒雪。
出口の扉を開けた所、二人は白い光に包まれて…










「――きて――い――」

「――うーん…」

「起きてください!」

「――ううん…――あれ、氷華?」

「もう、驚かせないでください」

「何時まで経っても起きないですし、酷くうなされていたのですよ?」

「ご、ごめん…」

「(………何か変な気分。体が重いし、ずっと何かから逃げていた、様な…?)」

「――全部、夢だった…?」

「よく分かりませんが、まだ横になっていてください。顔色が悪いですよ」

「う、ん…」

「(何だろう、私は動いていた様な気がする、のに。よく思い出せない…)」

「(私、私は――)」









「――"全部夢だった"?」

「フフッ、"夢"ねぇ…」

「(生温い考えねぇ…本当、気に食わないわ)」

「そのうち――あたしが本当の恐怖を教えてあげるわ」

「(今度は手加減しなくってよ)」









(end…?)

【真夏のホラー祭り'18】 遊戯の始まり

――或る暑い日のこと。





「――ねぇ、氷華」

「何ですか?」

「分かってる事だろうけど――今、物凄く暑くない?」

「ええ、とても暑いですね」

「此処も40度超えそうな勢いで暑いから、頭がおかしくなる気がするし…何とかならない?」

「(頭がおかしくなる以前に、雪うさぎなんですから、暑さで溶けてしまうのではないのでしょうか…?)――私の力では、氷の塊を出す程度の事しか出来ません。夏は力が弱まってしまいますので…」

「うーん…他に何か涼しくなる良い方法でも無いかな…」

「――それなら、あたしが"何とか"してあげるわ」

「え――」










「――ううっ…此処は、一体…?」

「此処は或る学校よ。貴方は今から此処であたしとゲームをするの」

「ゲーム…?」

「そう。ルールは簡単よ、貴方は今から30分以内に此処から脱出するの。脱出出来れば貴方の勝ち、出来なければ――まあ、その時はその時かしらね」

「それの何処が涼しくなれるって言うの?」

「そんな事…――心配しなくても直ぐに分かるわ」

「(…周りを見ても、氷華が居る気配は無い。此処に居ても仕方ないし、とりあえずは)…行くしかない、か」

「(フフッ、どうなるか見物ね)」









(次回に続く)
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